この文書では、一般の初心者に向けて、SIEの使い方を説明します。これを読めば、SIEを簡単に扱えるようになります。
ここでは、Windowsのユーザに向けて、SIEの導入の仕方をご紹介します。
このプロジェクトページにある「ダウンロード > リリース一覧」のページを開いてください。以下のような画面が出てきたでしょうか。 下のほうにある「sie-0xx.zip」をクリックします。 (画面はリリース一覧のページを拡大したところ) しばらくして、「sie-0xx.zipをダウンロード」というページに切り替わり、自動でファイルのダウンロードが始まります。さて、ファイルのダウンロードが終了すると、ブラウザがダウンロードしたファイルをどうするかたずねてきます。下の画像では、ブラウザにFirefoxを使用しています。ファイルを選んで、以下のように、「開く」を選択しましょう。 ブラウザのダイアログが開きますので、そこで、「開く」を選択。
「開く」を選択してファイルを解凍しましたら、フォルダが開かれます。
開いたファイルの中に「sie-mini.js」と「Readme.html」、「zeimusu_sakura_.svg」がありますので、このファイルをサーバにアップロードします。これだけでSIEのインストールは終了です。アップロードの仕方は、次でわかりやすく具体的に説明します。
では、早速、サーバにアップロードしてみましょう。開いたフォルダの中に「sie-mini.js」と「Readme.html」、「zeimusu_sakura_.svg」というファイルがあることをご確認ください。確認できたら、試しに、これらの3つのファイルをサーバにアップロードしてみることにしましょう。
FTPソフト(FFFTPなど)を起動させて、あらかじめ用意しておいたサーバに接続します(サーバがない人は、ApacheやHTTPDやXAMPPを使って、サーバをあなたのパソコンで作っておくと便利です)。
続けて、先ほどの「sie-mini.js」と[Readme.html」、「zeimusu_sakura_.svg」という三つのファイルを、サーバに転送します。転送というよりも、コピーといった方がいいかもしれません。その後、ブラウザでサーバにアクセスします。 画面のように、ブラウザで、サーバに転送しておいた「Readme.html」を表示させてみましょう。桜の絵が表示されます。成功したでしょうか。
今度は、あらかじめ自分で作った絵をアップロードしてみることにします。あなたが、もし、SVG画像を作ることができるならば、その絵を「sample.svg」として保存してください。
次にWindows付属のメモ帳を使って、HTML文書を作ります。ここでは、その文書のファイル名を仮に「a.html」としておきます。
a.html <html> <head> <title>サンプル</title> </head> <body> </body> </html>以上のコードを、メモ帳を使って、書いておきましょう。ただし、このままでは、絵が表示されません。そこで、以下のような記述を追加しておきます。
a.htmlに追加 <html> <head> <title>サンプル</title> <script defer="defer" src="sie-mini.js"></script> </head> <body> <object width="400" height="400" type="image/svg+xml" data="sample.svg"></object> </body> </html>以上の記述を、メモ帳で書いて、「a.html」として保存して置いてください。
これで準備は終了しました。続いて、サーバにアップロードしてみましょう。今回はFFFTPというソフトを使って、サーバにアップロードしてみます。
まずは、FFFTPを起動しておいてください。すると、接続先を訪ねられますので、自分が用意したサーバを指定しておきます。これで、接続は完了です。
先ほど作って保存しておいた「sample.svg」と「a.html」のフォルダをFFFTPで開いてみてください。この二つのファイルと、「sie-mini.js」を接続先のサーバにコピーさせます。アップロードが完了したでしょうか。
この際、「アスキーモード」ではなくて、「テキストモード」で三つのファイルをサーバに送る必要があります。「テキストモード」、「アスキーモード」の切り替えに関しては、FFFTPの解説をご覧下さい。
以上で、アップロードが終わりました。あとは、a.htmlを好きなブラウザで表示してみてください。自分の作ったSVGが表示されます。
もし、あなたがSIEに関して、問題やバグを発見したら、sie-developers@lists.sourceforge.jpにメールを送ってください。バグであることを確認できれば、バグ追跡システムに登録します。
私たちは経験上、バグが起きている環境を詳しく知ることができれば、バグの原因特定につながることを知っています。そこで、以下のような書式で報告するのが望ましいでしょう。
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LastUpdate: 2011-08-31 21:04:10, ModifiedBy: dhrname
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