Blocken 環境構築メモ ~ Windows + XAMPP 編 ~

Windows XP と XAMPP の場合の環境構築メモ

XAMPPをインストール

XAMPPのサイトを開いて。「XAMPP Windows版」っていうところから「インストーラ」っていうのをダウンロード。

インストーラを起動してインストールします。何も考えずに「次へ」ボタンをカチカチやっていればインストールできます。

途中でインストール先を聞かれます。

block_windows_xampp_01.png

今回はデフォルトで選択されている「C:\xampp」フォルダにインストールしました。

Blocken をダウンロード

ダウンロードページから「blocken-1.0.0.zip」っていうファイルをダウンロードして解凍します。

解凍すると「blocken」フォルダができるので、それを「c:\xampp\htdocs」フォルダにコピーします。

block_windows_xampp_02_01.png

コピーしたところ

Apacheを起動する

XAMPP のコントロールパネルから、Apache を起動します。

block_windows_xampp_03.png

「開始」ボタンを押すと、Apache が起動します。

ブラウザで確認してみよう

準備完了しました!!

いよいよ、 http://localhost/blocken/ を開いて確認してみましょう。

block_windows_xampp_04.png

エラーメッセージが出ました。設定ファイルを色々と編集しないといけません。「.Blocken」フォルダの中にある「readme.txt」を読みながらがんばります。

設定ファイルの編集

最初に編集するのは「blocken」フォルダにある「.htaccess」ファイルです。

ファイルの上の方にある

{BlockenPath}
という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
# blocken prepend file
php_value auto_prepend_file {BlockenPath}/.Blocken/prepend.php
 ↓
# blocken prepend file
php_value auto_prepend_file C:/xampp/htdocs/blocken/.Blocken/prepend.php
こんな感じ

http://localhost/blocken/ を開いて確認してみましょう。

block_windows_xampp_05.png

真っ白な画面になってしまいました。

Blockenには環境チェックツールが付いているので、それを使って環境のチェックをやってみます。 チェックツールといっても、特に難しいことはなく、http://localhost/blocken/blocken_check.html のURLを開くだけです。

block_windows_xampp_06.png

チェックツールによると、ライブラリや拡張モジュールが足りてないようです。

拡張モジュールを有効にする

「php.ini」ファイルを編集します。XAMPPにはphp.iniファイルが2つあるので注意が必要です。

「C:\xampp\apache\bin\php.ini」を編集します。

cURL を有効にする。

;extension=php_curl.dll
 ↓
extension=php_curl.dll

tidy を有効にする。

;extension=php_tidy.dll
 ↓
extension=php_tidy.dll

php.iniを保存して、Apacheを再起動します。

block_windows_xampp_07.png

チェックツールで確認してみましょう。

block_windows_xampp_08.png

エラーメッセージが減りました。ちょっと前進した気がします。

PEARライブラリをインストールする

コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。

c:\xampp\php\pear install --alldeps File_Archive HTTP_Session-beta Net_UserAgent_Mobile-beta Text_Diff

チェックツールで確認してみましょう。

http://localhost/blocken/blocken_check.html

block_windows_xampp_09.png

やったー!!

真っ白だったトップページはどうでしょう

block_windows_xampp_10.png

やったー!!

まだちょっとだけ続きます

readme.txtを読んでたら、「.htaccess」以外にも編集しないといけないファイルがあったことに気が付きました。

「blocken」フォルダにある「Jade.php」ファイル。

上の方にある

{BlockenPath}
という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
define( 'BLOCKEN_PATH', '{BlockenPath}' );
define( 'BLOCKEN_PATH', 'C:/xampp/htdocs/blocken' );

「blocken\.Blocken」フォルダにある「config.php」ファイル。

「BLOCKEN_ROOT_PATH」定数を設定します。けっこう下の方にあるので検索した方がいいです。こっちはOSのディレクトリパスではなく、サイトのURLからドメイン部分を抜いたものを設定するみたいですね。

// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken
define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH'      , '' );
// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken
define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH'      , '/blocken' );

これでモロモロOKです。 お疲れ様でした。