blocken (1.0.4) | 2009-04-25 16:30 |
Windows XP と XAMPP の場合の環境構築メモ
XAMPPのサイトを開いて。「XAMPP Windows版」っていうところから「インストーラ」っていうのをダウンロード。
インストーラを起動してインストールします。何も考えずに「次へ」ボタンをカチカチやっていればインストールできます。
途中でインストール先を聞かれます。
今回はデフォルトで選択されている「C:\xampp」フォルダにインストールしました。
ダウンロードページから「blocken-1.0.0.zip」っていうファイルをダウンロードして解凍します。
解凍すると「blocken」フォルダができるので、それを「c:\xampp\htdocs」フォルダにコピーします。
コピーしたところ
XAMPP のコントロールパネルから、Apache を起動します。
「開始」ボタンを押すと、Apache が起動します。
準備完了しました!!
いよいよ、 http://localhost/blocken/ を開いて確認してみましょう。
エラーメッセージが出ました。設定ファイルを色々と編集しないといけません。「.Blocken」フォルダの中にある「readme.txt」を読みながらがんばります。
最初に編集するのは「blocken」フォルダにある「.htaccess」ファイルです。
ファイルの上の方にある
{BlockenPath}という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
# blocken prepend file php_value auto_prepend_file {BlockenPath}/.Blocken/prepend.php↓
# blocken prepend file php_value auto_prepend_file C:/xampp/htdocs/blocken/.Blocken/prepend.phpこんな感じ
http://localhost/blocken/ を開いて確認してみましょう。
真っ白な画面になってしまいました。
Blockenには環境チェックツールが付いているので、それを使って環境のチェックをやってみます。 チェックツールといっても、特に難しいことはなく、http://localhost/blocken/blocken_check.html のURLを開くだけです。
チェックツールによると、ライブラリや拡張モジュールが足りてないようです。
「php.ini」ファイルを編集します。XAMPPにはphp.iniファイルが2つあるので注意が必要です。
「C:\xampp\apache\bin\php.ini」を編集します。
cURL を有効にする。
;extension=php_curl.dll↓
extension=php_curl.dll
tidy を有効にする。
;extension=php_tidy.dll↓
extension=php_tidy.dll
php.iniを保存して、Apacheを再起動します。
チェックツールで確認してみましょう。
エラーメッセージが減りました。ちょっと前進した気がします。
コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。
c:\xampp\php\pear install --alldeps File_Archive HTTP_Session-beta Net_UserAgent_Mobile-beta Text_Diff
チェックツールで確認してみましょう。
http://localhost/blocken/blocken_check.html
やったー!!
真っ白だったトップページはどうでしょう
やったー!!
readme.txtを読んでたら、「.htaccess」以外にも編集しないといけないファイルがあったことに気が付きました。
「blocken」フォルダにある「Jade.php」ファイル。
上の方にある
{BlockenPath}という部分を、blocken を解凍したフォルダのパスに置き換えます。
define( 'BLOCKEN_PATH', '{BlockenPath}' );↓
define( 'BLOCKEN_PATH', 'C:/xampp/htdocs/blocken' );
「blocken\.Blocken」フォルダにある「config.php」ファイル。
「BLOCKEN_ROOT_PATH」定数を設定します。けっこう下の方にあるので検索した方がいいです。こっちはOSのディレクトリパスではなく、サイトのURLからドメイン部分を抜いたものを設定するみたいですね。
// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH' , '' );↓
// BlockenへのURLをドメイン名以降で入力 ex) http://example.com/blocken/ → /blocken define( 'BLOCKEN_ROOT_PATH' , '/blocken' );
これでモロモロOKです。 お疲れ様でした。