画像を自由に拡大縮小したり、画像上にマーカーを描画したりしたくなったので、簡単なプログラムを作ってみました。Windows.Forms でウィンドウを作成しますが GDI+ は使わず、Antigrain Geometry みたいにラスター画像データを作って丸ごとウィンドウに描画する方式で考えています。Windows.Forms のところは C#、ラスター画像作成部分は C++でそれぞれ作り、 C++ の部分を C# から P/Invokeで呼び出す流れです。 現状実現できている処理は
といったところです。 1. は stb_image と この間作った SimpleFileDialogを、 2. は MIST、 3. はかなり昔に自作した フォント描画ライブラリを使用、 4. はチャート描画ライブラリ pplot を少し改造して使用、5. は C# WinForm と C++ を組み合わせて新規作成、といった構成になってます。
プログラムを起動するとファイル選択ダイアログが表示され、画像を選択すると上図のように画像が画面表示されます。ドラッグやホイール操作も効きますし、ウィンドウの拡大縮小にも追従するようになってます。 スライドや拡大・縮小の結果、画像の範囲外が表示されないように調整する処理や、ズーム時にマウスカーソルがある位置を中心に拡大・縮小するように計算するところでちょっと手こずりました。一次方程式解くだけだったんですけどね・・・
画像は、Poly Haven で配布されている thatch_chapel_1k.hdr を使用させていただきました。
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LastUpdate: 2023-01-05 20:08:37, ModifiedBy: mocchi_2012
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