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UDHCIの仕様を考える前に現状のDAWシステムが「どういった構成」で「どのように利用されているのか」を分析し、仕様策定の参考にします。
現在では様々な特徴を持ったDAWアプリケーションが存在しますが、これらの特徴の中から基本的な構成要素を以下に記載します。
・Song(ソング) DAWでいうSongとは、曲の構成(バス/トラック/クリップ等)に伴うすべての情報を含んだものを表します。 ・Bus(バス) オーディオやMIDIの信号を一つにまとめるためのトラックを表します。 ・Track(トラック) オーディオやMIDIの信号を個別に録音することが可能なそれぞれのパートのことを表します。 Song上に複数のトラックを定義することで、1曲内で複数のパートを取り扱うことが可能になります。 ・Clip(クリップ) オーディオやMIDIデータの断片を表します。 Track上に複数のクリップをつないでいくことで、1つのパートを構成することが可能になります。 ・I/O(アイオー) オーディオやMIDIの入力をInput、出力をOutputといい、それらを略してI/Oと呼びます。 これらのI/OをBusやTrackに割り当てることで、曲の入出力を制御します。 ・Effector(エフェクター) オーディオやMIDIデータの入力を変化させるための機器もしくはソフトウェアを表します。 TrackやBusに割り当てることで、パートもしくは曲全体に対して何らかの変化を加えることが可能になります。
ユーザが現状のDAWを利用した場合のユースケースを以下に記載します。 (UDHCIでは、これらのユースケースをサポートする必要があると考えています。)
[PageInfo]
LastUpdate: 2013-04-11 13:11:39, ModifiedBy: miuaco
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