BitVisorのソースにパッチを適用する方法

BitVisor 1.3から1.6は、TinyVisorのソースツリーに、BitVisorとの差分を示すパッチが登録されています。 BitVisor 1.7以降は、mercurialでソースツリーを管理するようにしたため、パッチを登録しなくなりました。

BitVisorのソースにTinyVisorのパッチを適用して、TinyVisorのVMMとしてビルドする方法を記載します。 TinyVisorのソースはパッチが適用された状態でリリースしているので、通常はこの作業をする必要はありません。

$ tar zxvf bitvisor-1.4.tar.gz
$ tar zxvf tinyvisor-1.3.tar.gz
$ cd bitvisor-1.4/
$ cp -R ../tinyvisor/vmm/patches/ .
$ quilt push -a
$ cp ../tinyvisor/vmm_config .config
$ make