NyARToolKit has been moved to github.
クラス構成と演算手順を最適化し、演算性能を向上させて使用メモリ量を低下させました。
現在の演算速度はオリジナルの85%。使用メモリ量は、1.5MBです。
参考 開発環境(AMD64x2 5200+)でのベンチマーク結果
--------------------------------------------------
(QVGA/マーカー認識数1の時に、1000回マーカー認識をさせた場合)
・NyARToolkit
処理時間 2375ms(421fps)
・オリジナルARToolkit VisualC2005リリース版
処理時間 2035ms(491fps)
全体的には約85%の性能です。
マーカー認識演算はオリジナルの方が高速で、変換行列演算はNyARToolkitの方が若干高速なようです。
○API変更
1.NyARSingleDetectMarker.java以外のクラスのほぼ全てに変更を加えました。
NyARSingleDetectMarker.java以外のクラスは、0.x系のNyARToolkitに含まれるものと互換性が無い場合があります。
#従来バージョンとの互換性について質問があれば、遠慮なく聞いてください。
○最適化
・演算性能が従来比約2倍に向上しました。ネイティブの約85%の演算性能が確保できました。
・メモリ使用量が半分になりました。2MB以内のメモリで動作します。
○バグ修正
・0.6〜0.8で発生していた、小数点以下11桁目以降の演算誤差を修正しました。
・Java3DがDirectXモードで動いた場合に、Java3Dサンプルの挙動が怪しかった問題を修正しました。