Importing.DxLib (1.0) | 2010-10-14 20:24 |
雛形 (雛形) | 2010-07-22 18:21 |
プロローグ 2期終了後のお話。 いつものように時空管理局本部、訓練施設で魔法戦を繰り広げていた、魔法少女達。 ユーノ君が厳重に結界を貼るもスターライトブレイカーで結界崩壊、訓練施設崩壊も珍しくないんだとか… なのは 「レイジングハート・エクセリオン、セットアップ!」 レイジングハート「Yes my master.」 フェイト 「いくよっ!バルディッシュ・アサルト」 バルディッシュ 「Yes, sir.」 フェイト「プラズマランサー!!」 なのは 「プロテクション!!」 フェイト「流石、なのはだね。そう簡単にはいかないか。 なのは「今度はこっちの番だよ!」 レイジングハート「All right」 Alert!! Alert!! Alert!! 突然、時空管理局で一級警戒体制アラートが鳴り響く。 フェイト「ぇ、一級警戒態勢?」 なのは「とりあえず、エイミィさん、クロノ君の所へ」 アースラ(次元航行船)へと急ぐなのはとフェイト。 - 次元航行戦アースラ内部 - フェイト「さっきのアラートって?」 なのは 「またロストロギアなの?」 クロノ 「いや、まだ詳しいことはわからないのだが、ロストロギアが暴走を始めたらしい。 今、ユーノが無限書庫で調べているところだ。」 エイミィ「ちょっと二人ともこれを見て」 フェイト「何これ、この大量の女の子は?なんだが暴走してるように見えるけど」 エイミィ「実はそれ時空管理局が中心になって開発している家庭用万能メイドロボットなの」 クロノ 「そのメイドロボットがロストロギアの闇エネルギーを取り込んで暴走しているらしい」 ユーノ 「みんなお待たせ。やっと資料が見つかったよ」 クロノ 「詳しく頼む!」 ユーノ 「恐らく今回のロストロギアは、"SCANF-D20A" と呼ばれるもので機械に侵入して暴走を引き起こすものだ。」 エイミィ「コンピュータウィルスのようなものかしら」 ユーノ 「だいたいそんな感じ、魔力機器のコアに侵入をして制御を奪う。制御を奪われた機械は、可能な限り破壊活動を行う。 しかし、魔力機器のコアが奪ったとしても自動復旧システムによって自動的に修復されるか、あるいは… その動作を完全に停止してしまうから普段なら何ら問題は無いんだ。」 なのは 「今回のケースは、例外ってこと?」 エイミィ「かなり特殊なケースね。見たこともない記述がされているわ。」 ユーノ 「恐らく未来の科学者による時空間犯罪が濃厚だと思う。」 クロノ 「もしかして30世紀の天才科学者ドクターウーが過去で悪事を働いてるという噂を聞いたことがあるが…」 ユーノ 「30世紀から過去にやってきては、魔力機器に自ら作成したプログラムを侵入させて暴走させている。 今回の有害プログラムは、恐らく"RPC-BLAST-201"だ。」 エイミィ「"RPC-BLAST-201"・・・」 ------------------------ [モニター] Name=RPC-BLAST Type=201 コア侵入型プログラムの一種。 魔力機器のリンカーコアに侵入を行い制御を奪い暴走する。 稼働エネルギーを周囲の魔力を吸収する特性を持つ。 単体ではほぼ無害であるがロストロギア"SCANF-D20A"と結合させることにより 魔力機器の自動復旧システムを潜り抜けることができる。 周辺の魔力機器に自分自身を複製する特性を持つ。 インテリジェントデバイスとの相性は、悪く複製を作成することはできない。 なお周辺には、飛行魔法をデリートする微弱なAMFが展開されている。 ------------------------ エイミィ「周囲の魔力機器に感染を続けて自らの分身を無限に作り続けるワーム型コンピュータウィルス…」 フェイト「ウィルスならワクチンプログラムを分配させれば消滅できるんのでは・・・」 エイミィ「ワクチンプログラムは、感染される前なら有効。今回のように既に蔓延して感染してしまっていては、 無意味なの。それに遠い未来の記述式だから私たちの世界のテクノロジーでは、対処できないわ」 なのは 「どうにもできないってこと?」 クロノ 「いや、一つだけ方法がある…。どんな機械も物理的に壊せば未来だろうが過去だろうが関係なく停止する。」 なのは・フェイト「だったら私たちが…」 エイミィ「RPC-BLAST、201型は、周囲の魔力を自ら吸収してしまう特性を持つの。 なのはちゃんやフェイトちゃんのように周囲の魔力エネルギーを変換するタイプの魔導師では、 ほとんど動けないと思うわ。」 ・・・ はやて 「ごめんな。遅くなって。おまたせや」 なのは・フェイト「はやてちゃん。」 ヴィータ 「ウィルスだが30世紀の科学者だが知らねぇがあたいがぶっ潰す!」 シグナム 「落ち着けヴィータ」 エイミィ 「魔法プログラムであるヴォルケンリッターのあなた達では、接触した途端に吸収されてしまうわ」 ザフィーラ「我ら自身、魔法エネルギーとして取り込まれてしまうか…。」 フェイト 「私やなのは、はやてなら存在を消されない」 エイミィ 「"RPC-BLAST"に感染した魔力機器の周辺に居るとレイジングハートやバルディッシュの魔力エネルギーを吸収されるの。」 クロノ 「そうなると難しいな。」 ユーノ 「なのはたちのデバイスならカートリッジで魔力を補給できる。アースラからカートリッジを転送できれば…」 エイミィ 「できなくもないけど、最近の研究でようやくカートリッジを量産できるようにはなったの。 ただ…瞬間補給型だから10秒間程度しか持続できないわ。」 なのは 「10秒あれば何とかなります。」 クロノ 「アースラから君たちの元にカートリッジを転送するからデバイスで触れて欲しい」 フェイト 「量産型とはいえ、カートリッジ自体、数に限りがあるのでは?」 クロノ 「そこは、心配いらない。時空管理局の本局に頼み込んでほぼ無限に使えるようにしてある」 ユーノ 「ああ、それと、周辺には、微弱なAMFが展開されているから飛行魔法は、使えないよ。」 エイミィ 「AMF Anti-MagicField... 微弱とはいえ侮れないわ」 なのは 「滞空しなければいいんですよね?」 クロノ 「ほとんど滞空できないと思って良いだろう。なのはのアクセルフィンは、使用可能だ。」 なのは 「それなら十分!」 フェイト 「なのはは、私が守る!」 なのは 「うん!頼りにしてるね、フェイトちゃん」 クロノ 「はやては、アースラで待機。バックサポートを頼む」 はやて 「了解や。デアボリック・エミッションやね」 シグナム 「今回は、我らでは手も足もでない…。アースラから見守るだけになるな」 フェイト 「仕方ないよ。私たちに任せて」 ヴィータ 「無茶すんじゃねぇぞ。おめぇはすぐ無茶をしたがるからな。」 なのは 「私は、いつだって全力全開だよ?ヴィータちゃん」 ヴィータ 「・・・まあ、怪我だけはすんな。」 --------------------------------------------------------------------------------------------- ワールド ・ミッドチルダ 魔法・科学技術の発達した地球と同じような世界。 また次元世界を管理する時空管理局の本局が存在する。 クロノやエイミィの出身世界。 ・第93管理外世界 なのはの出身世界。科学技術・魔法ともに発達していない。(地球)(今回は登場しない) ----------------------------------------- * 管理世界 - 時空管理局によって管理されている次元世界。主に魔法の存在する世界。 管理世界は、時空管理局の存在や次元について理解を持つ。 時空管理局と政府や機関が連携を取っている。 * 管理外世界 - 時空管理局で一般的に管理されていない世界。科学技術は、ある程度発達しているものの 魔法や次元、時空管理局については、存在を知らないもしくは、存在しない。 管理外とはいっても次元間の異常などが無いとも限らず、時空管理局では、常に一方的に監視を行っている。 但し現地の政府や機関と連携を取ることはできない。 ------------------------------------------ 管理世界には、その世界の魔力や魔法、魔力デバイスを集中管理する管制システムが稼働している。 時空管理局と絶やさず連携を取っており、異常が発生すれば直ちに時空管理局本局に通知を行う。 監視・調査デバイスを管制システムを通じて時空管理局の制御で回収できる及び停止できるようになっている。 しかし、"RPC-BLAST"に管制システムの制御を奪われており、時空管理局による制御ができないようになってしまった。 なのはまたは、フェイトを向かわせて制御を奪われた管制システムのコアを回収する。 ワールド別世界観 ワールド1, 第61管理世界 - スプールス 穏やかなる時が流れる世界で住民の多くが遊牧などをしながら暮らしている。 ミッドチルダほど技術は発達してなく、争いも存在しないのんびりとした世界。 この世界での自立監視型デバイスは、害獣の襲来や自然災害を事前に通知することを目的としたタイプが多く 自ら攻撃することのないもの。 広大な自然が広がるスプールスでは、自然保護の動きが一段で強く巨大な自然保護団体が存在する。 ------------------ Alert!! エイミィ(アースラ内部)「こちら、時空管理局・巡航L級8番艦。次元空間航行艦船。」 時空管理局本局 「第61管理世界、スプールスにて異常事態発生。」 クロノ 「現地と接続を。」 時空管理局本局 「現地との接続を拒否されています。恐らく"RPC-BLAST"に管制システムをやられたものものと…」 クロノ 「他に何か情報は?」 時空管理局本局 「現地に向かわせてる調査デバイスが暴走しているとの情報をキャッチしています。」 ------------------ * 他のワールドについても上記のような会話で構成される。 ワールド2, 砂漠の惑星 人は、ほとんど住んでいない灼熱の惑星で木一つ生えない砂漠が広がる世界。 この惑星には、魔力を持つ獣が存在しており、その実態解明に時空管理局が 自立型調査デバイスを放っている。 ワールド3, ミッドチルダ東部 - 森林地帯 ミッドチルダの東部に存在する広大な森が広がる地帯。Strikersで聖王のゆりかごが埋まっている場所だが、 今回は、登場しない。森林地帯を調査しているデバイスが暴走している。 ワールド4, 第6管理世界 - アルザス なのはStrikersで登場するキャロ・ル・ルシエの出身世界でスプールスと同様に広大な自然に囲まれている。 竜使いと呼ばれる特殊な能力を持つ人々が住んでいる。 ワールド5, 首都クラナガン ミッドチルダの首都。最先端の魔法技術や科学技術が集積される場所であり、時空管理局の本局が存在する。 家庭用メイドロボットの製造工場が存在しているが様子がおかしい。 魔法機器の暴走を止めるための手がかりがあるとされるのだが… ワールド6, 虚数空間 次元断層によって発生した次元と次元に空いた穴。魔法はすべてキャンセルされるため、虚数空間に落ちると 二度と助からない。 ワールド7, 30世紀 - ドクター・ウーの研究所 超高度な科学技術の発達した30世紀に存在するドクター・ウーの研究施設。 次元世界の管制システムを自ら制御しようと企む目的で"RPC-BLAST"を分配する魔法機械を量産している。 魔法機械の暴走だと思われていた現象は、すべてドクター・ウーのコントロールセンターで制御されていたことがここで判明する。 基本構成-概要 RPC-BLASTというウィルスに感染してリンカーコアの制御を奪われ暴走している魔力機器メイドロボットが敵キャラ。 魔力機器は、自動復旧システムでリンカーコアへの介入を阻止できるがロストロギア"SCANF-D20A"との組み合わせで 自動復旧システムを無効にすることができる。 マップ上のあらゆる場所に存在する。RPC-BLASTの特性から近づくと周囲のあらゆる魔力を吸収される。 ほぼ10秒以内であらゆるデバイスのエネルギーを吸い尽くしてしまうと言われている。 ヴィータ、シグナム、シャマル、ザフィーラ、ヴォルケンリッターたちは、魔法プログラムで具現化したものであり、 RPC-BLASTに近寄るだけで存在を含めて吸収されかねないため、参戦することができない。 レイジングハート・エクセリオン(なのはのデバイス)、 バルディッシュ・アサルト(フェイトのデバイス)は、それぞれカートリッジによる魔力補給システムをサポートしており、 アースラから随時転送される量産型カートリッジにより魔力エネルギーを補給する。 制約 ・飛行魔法による滞空は、微弱なAMFによる妨害で使用できない。但し瞬間的に高度な位置への飛行は、可能である。 ・微弱AMFの妨害よる妨害 ・魔力を大量に消費する魔法は、使用できない。 ・誘導系魔法に対する防衛処置で誘導をキャンセルできる。 そのため、アクセルシューター、サンダースマッシャーの追尾機能は、使えないものとなっている。 アイテム 量産型カートリッジ : 古代ベルカで用いられたデバイスを強化するための弾薬のようなもの。 ミッドチルダ式のインテリジェンスデバイスである、レイジングハート、バルディッシュは、例外的に カートリッジシステムを採用している。量産型カートリッジは、質が悪くエネルギーが限りなく少ない。 そのため、"RPC-BLAST"の影響により、ほぼ10秒で消費してしまう。 キャラクタ 主要キャラ なのは : 遠距離砲撃型の魔法を得意とする。魔法少女。 その圧倒的な破壊力から魔砲少女と呼ばれることもあったり。 容赦無い砲撃からか管理局の白い悪魔と呼ばれたりすることもある。 近距離戦は、あまり得意ではないため、フェイトと連携することが多い。 デバイス :レイジングハート・エクセリオン 魔法 アクセル・フィン :飛行タイプの高速移動魔法。 AMFにより滞空はできないがジャンプ力を高める効果がある。 ディバインバスター : 一直線上に対して遠距離砲撃を行う。 ラウンドシールド : 一方方向に対して円形の盾を展開することで使用される防御魔法。 プロテクション : ラウンドシールド同様の防御魔法の一つだが、触れたものに反動ダメージを与えることができる。 フェイト:近距離型の電撃タイプの魔法を得意とする。 とにかく素早く攻撃、移動ができる速度重視タイプ。 デバイス : バルディッシュ・アサルト 魔法 ソニックムーブ : 超高速移動魔法。なのはよりも素早く移動できるが制御が難しい。 ハーケンセイバー デバイスを振りかざして攻撃を行う。近距離系魔法。 ラウンドシールド : なのはと同様。 ディフェンサー 機動力に優れて防ぐよりも瞬間的にかわすことに特化した防御魔法。 サポート はやて :広域サポート型の魔法を得意とする。攻撃タイプは、リィンフォースから受け継いで氷系魔法を得意とする。 詠唱に時間が掛かるため、現場には出動せずアースラのサポートを受けながらなのは・フェイトをサポートする。 デバイス : リィンフォースⅡ 魔法 デアボリック・エミッション 超広域型の空間攻撃魔法で元々は、リィンフォースが使っていた。 広範囲に渡ってダメージを与えることができる。 詠唱に時間が掛かるため、アースラのサポートを受けながら遠距離詠唱を行う。 「遠き地にて、闇に沈め・・・・・・デアボリック・エミッション!」 アースラ クロノ:時空管理局執務官に勤める少年。普段は、次元航行戦アースラに在駐している。 エイミィ:アースラのオペレータを務める女性。アースラを通じてサポートを行う。 ユーノ:あらゆる次元世界の書物が無限に存在する無限書庫の司書を務める。少年。 なのはと出会ったときは、フェレットの姿をしていた。 フェレット姿のまま、なのはとその友人(アリサ・すずか)と女湯に入ったことがあるのだとか… 敵 メイドロボット 家庭用の超万能型メイドロボット。掃除から洗濯、育児、料理となんでもできる。 たまに火加減の調整を謝ったり砂糖と塩の判別を謝ったりする。 魔力を取り込んで稼働するタイプで環境に優しい。外見は、可愛らしい女の子。 ロストロギア "SCANF-D20A"によりコアの制御を奪われて暴走している。 自立型監視デバイス 主に周囲の危険を監視して通知することを目的として開発された魔法機械の一つ。 火災や水害、地震など自然災害の予測検知、過剰な魔力反応を通知する。 なのはやフェイトの持つデバイス、レイジングハートやバルディッシュにもこれらの機能が搭載されている。 ミッドチルダでは、住民の誰もが何らかの形で所有している。 そのため、愛くるしい感じの丸いぬいぐるみのような形状をしていることが多い。 * メイドロボット同様にコアの制御を奪われており、暴走していることから 主人公の動きを阻んでくる。 * スーパーマリオで言えば、クリボーやノコノコのような雑魚キャラの類になる。 自立型調査デバイス 気象や魔力流動、天体、化学物質の検出など主に調査・研究で用いられる機械。 人間が立ち入ることの難しい面で活躍することが多い。 ドクターウー 30世紀から過去へやってきた。天才科学者。 ロストロギア、"SCANF-D20A"の存在を知った彼は、"RPC-BLAST-201"というリンカーコア感染型のワームを作り出す。 メイドロボットに次から次へと感染させ世界を恐怖に追いやった。