matsuand です。 作業お疲れさまです。 On Mon, May 30, 2022 at 9:01 AM ribbon <jm****@ribbo*****> wrote: > > <STATUS> > stat: TR > ppkg: GNU gsl 2.7.1 > page: *.1, *.3 > date: 2022/05/29 > mail: ribbo****@users***** > name: ribbon > </STATUS> > > man1/gsl-config.1 > > オリジナルは > "I<gsl-config> is a tool that is used to configure to determine the compiler " > "and linker flags that should be used to compile and link programs that use " > "I<GSL>. It is also used internally to the .m4 macros for GNU autoconf that " > "are included with I<GSL>." > > で、現在は > "I<gsl-config> は、 I<GSL> を利用するプログラムをコンパイルおよびリンク" > "の際に用いるべき、 コンパイラーフラグおよびリンカーフラグを定めるため" > "に利用するためのツールです。 また内部的に、 GNU autoconf が I<GSL> を" > "用いた .m4 マクロのために利用しています。 > > となっていますが、最後の文節を > また、I<GSL> に含まれる、GNU autoconf 用の.m4 マクロも、内部的に利用しています。 > > としました。 旧訳はたしかに、端折っていて適切ではありませんでした。 ただしご提案訳は少々おかしいと思います。 上記ご提案訳によると、主語が m4 マクロになってしまいます。 「m4 マクロを内部的に利用しています」ではなく、 「m4 マクロに対して gsl-config が用いられています」 だと思います。 当該文の主語はあくまで gsl-config であって、 修飾語句を取り除いた状態から徐々に付け加えて いくと、以下のような解釈になると思います。 ・gsl-config は m4 マクロに対しても内部的に用いられています。 ・gsl-config は、GNU autoconf 用の m4 マクロに対しても 内部的に用いられています。 ・gsl-config は、GSL を使って含まれている(提供されている) GNU autoconf 用の m4 マクロに対しても、 内部的に用いられています。 上のようにして修飾語句をつけ加えていくと、いかにも 直訳的になって、読みにくく不自然です。 以下のような、やや意訳となる訳を考えてみました。 ご検討ください。 GSL では GNU autoconf 用の .m4 マクロを提供していますが、 gsl-config はそのマクロの内部でも用いられています。 # 実際に gsl のソースを覗いてみました。 # gsl.m4 がその m4 マクロであるようで、 # そのファイル内で、実行ファイル gsl-config が # 用いられています。本文はそのことを言っていると # 今回初めて理解しました。(理解したつもり) internally を単純に"内部的" と訳すのではなく、 「そのマクロの内部でも」と訳すことで、結構、自然な 日本語になったかと思うのですが。