On Thu, May 13, 2021 at 10:53 PM ribbon <jm****@ribbo*****> wrote: > > しばらく間が空きました。 > > 以下は、ここしばらくの議論を全く反映していません。 > あくまでも、Webにある情報のみでのコメントです。 > > ------------------------------------------------------------------------- > LDP man-pages 翻訳ガイドについて > > 少し読み始めてまず思ったことは、このページの内容は、「翻訳作業の流れ」 > に書いてあることとここに書いてあることが違うのではないか、と言うことで > す。 > > 「翻訳作業の流れ」ページには「もしインデックスページにないマニュアルを > 翻訳したい場合は、その旨を ML で発言してください。 そのマニュアルが含ま > れているパッケージの一次配布元がわかっている場合は、その情報も併せて連絡 > して下さい。 git コミッターが作業してページに反映させますので、確認後改 > めて予約宣言をしてください。」 > と書いてあります。この文面と、JMインデックス(作業状況)のページのリンク > 先情報からみて、翻訳元のデータは、JMインデックス(作業状況) から入手する > ものと考えています。 > しかし、「LDP man-pages 翻訳ガイド」を読み進めてみると、git リポジトリを > clone して、さらに、make するという、かなり大規模な作業が必要に見えます。 今のガイドのページは、このサイトへの移行前のドキュメントを移植して、 私が po4a や help2man の仕組みを導入したパッケージについての記載しただけのものです。 これまでこのガイドについてフィードバックを受けたこともなかったので、 わたしのモチベーションも次第になくなり、整合性がないのは知りつつも、 それ以上作業するのはやめました。その後10年近く放置され、現在に至るという状況です。 意欲のある皆さんで改善していってもらえればと思います。 LDP man-pages については git + po4a 環境で make する必要があるというのは事実です。 LDP man-pages は、 po4a 導入時に当時の作業効率の観点から、 すでに po4a 化に着手していたフランス語翻訳チームのツール群を利用しました。 #そのフランス語チームは今は manpages-l10n プロジェクトに乗り換えいますが。 #https://manpages-l10n-team.pages.debian.net/manpages-l10n/ 理論上は、PO ファイルをダウンロードして、po4a を使って、draft を作ることも できますが、その場合にリポジトリにどうやって反映させるのかなど、手順面で クリアでない部分があり、その運用が現実的かは私は分かりません。 > > > 原文はどれ? > ローカルにある jm 配下の original と release において、あるファイルの冒 > 頭部分にあるコメント部分の日付が異なります。原文の方が古いです。となると、 > original ディレクトリにあるファイルは、訳されたファイルの原文とは違うの > でしょうか。原文はどこにあるのでしょう。 具体的に教えてもらえますか? 一般的には一致します。 私の知る限りの例外は GNU_coreutils の翻訳で、 翻訳を help2man で生成しているため、 help2man コマンドを実行したときの日付になってしまいます。 LDP man-pages では、一致していると思います。 > gettext のツールが必要だった。 > po4a を使う準備手続きにおいて、 make を実行すると、 msgmerge がないとい > うエラーが出ました。これは、gettext のツールを入れていないためです。 > po4a を使う時には、gettext のツール類が必要と明記しておけば、途中で引っ > かからずに済みます。 po4a は gettext に依存しています。 gettext が必要と書いておくのもいいのかもしれません。おまかせします。 一方で、今まで書かれていなかったのにも理由があります。 po4a の Debian/Ubuntu/Fedora のパッケージでは gettext への依存が宣言されているので、 po4a を入れておけば gettext は自動的にインストールされていました。 そのため、このようなエラーに出くわしたことがなかったのです。 パッケージ経由でインストールしてこの状況だとすると、パッケージングのバグのよう にも思います。開発元に報告しておくのがよいでしょう。 > > 結局、po4a+git 環境が必須なのか > 一通り読んでみましたが、LDP-manpages を訳すときには、 git 使ってリポジ > トリを持ってきて操作するのが必須(MUST)であると読めました。であれば、 > 最初からそう書くべきだと思います。たとえば、 > > 翻訳のしかた > 直接元ファイルを翻訳する場合 > すべてのファイル形式について可能。ただし、ファイルの形式によっては > 手間がかかる場合がある。以下のカテゴリに入るマニュアルは、そちらを > 読んで欲しい。 > roff 形式 (linux の man コマンドで表示されるマニュアル)を翻訳する場合 > LDP翻訳ガイドに沿って翻訳 > gnuのマニュアル(info形式)を翻訳する場合 > .... > perl のマニュアルを翻訳する場合 > .... > > と言うように、最初から区分けしておけば、誤解が防げるのではないでしょうか。 「翻訳更新方法」http://linuxjm.osdn.jp/guide/translation_update.html というページには LDP_man-pages と GNU_coreutils の場合は・・・・・というリンクを作ってあります。 これ以外のパッケージで po4a を使っているものについては、ここには書かれていませんが、 po4a が前提になっているものもあります。 「翻訳作業の流れ」のページでは、これらへの言及がなかったり、整合性が取れなく なっていたりするのは事実です。改善していく必要があるのは同意します。