長南です。 前のメールにも書いたことですが、以下の三ヶ所が相変わらず分かりません。 ○ --sysroot directory: ... The real device nodes in the target directory can be replaced by text files with udev attributes. ... 対象となるディレクトリ中の実デバイスノードは、udev 属性を持ったテキストファイル で置き換えることができる。 上のように訳しましたが、実は、原文が何を言っているのか、今だにまったく 分かっていません。お分かりになる方はいらっしゃらないでしょうか。 udev attributes というのは何なんでしょう。事実上、/dev/disk/by-* 以下の リンク名のことなんでしょうか (別に言い方をすれば、デバイスの UUID や LABEL の値)。 text files with udev attributes というのは、どういうものなんでしょう。 その text files で、The real device nodes を置き換える (代わりに使う) というのは、具体的にどうすることなんでしょうか。 ○ --exclude と --include: ... The filter is applied to the top-level devices only. This may be confusing for --list output format where hierarchy of the devices is not obvious. ... このフィルターが適用されるのは、トップレベルのデバイスだけである。 そのため、デバイスの階層関係を明示しない --list の出力形式では、わかりにくい かもしれない。 --exclude と --include の両方にある文ですが、なぜ confusing なのか、 やっぱりわかりません。--list を付けようと付けまいと、メージャー番号を 指定したディスクとそのパーティションが除外 (または、それのみ表示) される わけで、confusing なところなんて、どこにもないじゃありませか。 今思いついたのですが、「デフォルトの出力では、階層構造がはっきり現れて いるので、メージャー番号、すなわちディスクを指定すると、パーティションまで 表示されなくなるのがすんなり納得できる。しかし、--list の出力形式では、 デバイスの階層関係が明示されないので、メージャー番号の指定でパーティションまで 表示されなくなるのが、変に感じられるかもしれない」ということなんでしょうか。 それなら、confusing をもうちょっと詳しく補足説明したら、分かりやすくなる のではないか。 ... このフィルターは、もっぱらトップレベルのデバイスに対して適用される。 そのため、デバイスの階層関係をはっきり示さない --list の出力形式では、 パーティションまで表示されなくなることに戸惑うかもしれない。 いや、こうか。フィルターを apply するのは、lsblk というより、 ユーザーだと取って (ちょっと無理気味かもしれないけれど) ... ... このフィルターの適用対象に指定するのは、トップレベルのデバイスだけである。 そのため、デバイスの階層関係をはっきり示さない --list の出力形式では、 パーティションまで表示されなくなることに (パーティションまで表示されるように なることに) 戸惑うかもしれない。 ○ それから、ホルダーデバイス (holder devices) というのも、今もって分かりません。 ご存じの方はいらっしゃいませんか。 最初の文は、バージョン 2.34 には存在しないので、lsblk は 2.35.2 ではなく、 2.34 の man で済ませてしまおうかとも思っています。二番目と三番目は、2.34 でも 同文なんですが。 -- 長南洋一