長南です。 勘違いしていました。"-c" オプションの説明にある "a script" は シェルスクリプトではないかという私の意見ですが ... > 理由はもう一つあります。こんなふうにシェルスクリプトを二つ作ってみます。 > > $ cat lstrial1.sh > #!/bin/sh > script -c "ls" -ttime1.dat out1.file > > $ cat lstrial2.sh > #!/bin/sh > script -ttime2.dat out2.file <<END > ls > END > > この二つのスクリプトを実行してみると、script のバージョンが 2.34、あるいは > それ以前の場合、"-c" オプションを使った lstrial1.sh では ls の結果が > out1.file に残りますが、"-c" を使わない lstrial2.sh では ls の結果が > out2.file に記録されないのです。 今朝、もう一度やってみたところ、どちらでも ls の結果がファイルに記録されました。 私は、何を勘違いしていたんでしょう。 そんなわけで、この "a script" が、script コマンドか、シェルスクリプトか、 また分からなくなりました。この manpage でコマンドの script を指すときは、 たいてい文字をボールドにするのに、ここではレギュラーのままだということはあるの ですけれど。 それから、最近の script を使った場合、1 番目のスクリプトでは、ログファイルの 先頭行に [TERM="xterm-256color" TTY="/dev/pts/0" COLUMNS="80" LINES="24"] という情報が入ります。一方、2 番目のスクリプトでは、そこがこんな風になります。 [<not executed on terminal>] 何か関係がありそうな。 コミットするまでにどちらにするか決めるつもりでいますが、どっちなんでしょうね。 -- 長南洋一