ライブ USB を作るには?

ライブ USB (Live USB) を作るには、お使いの環境によって色々な方法が存在します。以下、いくつかの方法を紹介しますので、参考にしてください。

ライブ USB の作成モードについて

ライブ USB を作成する場合、以下の2のモードが存在します。作成で使用するソフトウェアによっては片方のモードしかサポートしていないことがあります。

1. Full-featured mode (writable) -- 書き込み可能なフル機能モード。

2. Image mode (read-only) -------- イメージモード (dd)。読み込みのみ。

グラフィカル操作で

ウィンドウズ環境では Rufus というソフトウェアが便利です。Ventoy という別のソフトウェアも使えます。Ventoy は リナックス環境でも使えます。どちらもマウスを使ってグラフィカルな操作ができます。

MX Linux 環境では MX ライブ USB メーカー (LUM) が使えます。

Rufus: https://rufus.ie/en/ (English page), https://rufus.ie/ja/ (日本語ページ)

Ventoy: https://www.ventoy.net/en/index.html

コマンドラインから

リナックス環境では、コマンドラインから cp コマンドや dd コマンドを使って作成することも可能です。下記(例)のようにしてコマンドを実行します。もっと詳しい解説はマニュアルに書いてあります。

# cp <ファイル名.iso> /dev/sdb

ただし、cp コマンドや dd コマンドでは read-only モードのライブ USB だけしか作成できません。

しかしながら、一度 read-only モードの Live USB を作れば、それを元にして書き込み可能なフル機能モードのライブ USB を作り直すことが可能になります。MX ツールの中にはライブ USB メーカー (LUM) という優れたユーティリティが含まれています。これを使うことにより、マウスの操作だけでフル機能モードのライブ USB が簡単に出来上がります。