瀏覽 OpenKEEPS Ver.2.0の解説
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OpenKEEPS Ver.2 基本機能の解説
文責: さとー
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■ 共通注意事項
・メッセージエントリの優先順位
同じイベントで幾つかのメッセージエントリが使える場合、説明の上にある反応ほど
優先権があります。
・正規化
文字列に対して、
・全角英数字を半角英数字に変換
・半角英大文字を半角英小文字に変換
・半角記号、全角・半角空白文字を削除
・「?」等、特殊2バイト文字のうち半角文字で表現できるものを半角化
上記の変換を全て行うことを、OpenKEEPSでは「正規化」と呼びます。
文字列をエントリ名として確実に使えるようにするための処置です。
正規化結果がどのようになるか知りたい場合、OpenKEEPSを読み込んだ状態で
$(StringNormalize 文字列)の結果を見て下さい。
・キャラクタモード
特に注意書きが無い限り、FlagModeエントリにキャラクタモードを設定すると、
OpenKEEPSの探すエントリ名は次のように切り替わります。
通常時: <通常時に探すエントリ名>
設定時: <キャラクタモード>.<通常時に探すエントリ名>
これを利用すると、多重人格ゴースト、相方切換によるトーク内容の変更、
状態遷移に基づく擬似感情など、高度な機能を簡単に実装できます。
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■ 起動・終了
・起動:初回起動(OnFirstBoot)
TalkFirstboot.${System.Request.Reference0}.<時間帯キーワード>
TalkFirstboot.${System.Request.Reference0}
TalkFirstboot.Vanished.<時間帯キーワード>
TalkFirstboot.Vanished
TalkFirstboot.<時間帯キーワード>
TalkFirstboot
始めて起動、または消去された後最初に起動した場合のメッセージです。
この初回起動は消滅後の起動も兼ねており、消去回数が
System.Request.Reference0に入っています。
消去後の反応をさせたいときは、この数字で判定してください。
単に消滅経験がある時の反応がしたいなら、
「TalkFirstboot.Vanished」で始まるエントリに書いてください。
「時間帯キーワード」は、dict-keeps-settingで設定できる時間帯を示す単語です。
「Midnight」、「Day」等が入ります。
このイベントは頭でサーフィス指定をしなければエラーが出ますので注意。
例:
× TalkFirstboot : \0初回起動です。\e
○ TalkFirstboot : \1\s[10]\0\s[0]初回起動です。\e
・起動:通常起動(OnBoot)
TalkBootup.<時間帯キーワード>.<月日(4桁)>
TalkBootup.<月日(4桁)>
TalkBootup.<起動時間キーワード>
TalkBootup.<時間帯キーワード>
TalkBootup
本体を起動して、最初にゴーストが起動した場合のメッセージです。
「月日(4桁)」は起動した時の日付です。5月1日なら「0501」と、
半角文字4桁で表します。「起動時間キーワード」は、以前起動終了した時からの
経過時間で決まる単語です。単語はdict-keeps-settingで設定できます。
デフォルト設定では、前回終了後から3分以内なら「short.0to3min」、
11日から30日後なら「long.11to30days」となります。
このイベントは頭でサーフィス指定をしなければエラーが出ますので注意。
例:
× TalkBootup : \0起動しました。\e
○ TalkBootup : \1\s[10]\0\s[0]起動しました。\e
・起動:他ゴーストからの切替え(OnGhostChanged)
TalkGhostChanged.<直前のゴースト>.<月日(4桁)>.<キーワード>
TalkGhostChanged.<直前のゴースト>.<月日(4桁)>
TalkGhostChanged.<直前のゴースト>.<キーワード>
TalkGhostChanged.<直前のゴースト>
TalkGhostChanged.<起動時間キーワード>
TalkGhostChanged
他のゴーストから切り替わった場合のメッセージです。
「月日(4桁)」、「時間帯キーワード」は通常起動時と共通です。
「直前のゴースト」は、切り替わる直前のゴーストの名前です。
内部処理上の理由で、ゴーストの名前は正規化したものを使います。
「キーワード」は直前のゴーストの発話で、反応したい単語です。
この単語も正規化したものを使います。
なお、キーワードとして使いたい単語は、
「GhostChangedWors.<直前のゴースト>」というエントリにも登録して下さい。
このイベントは頭でサーフィス指定をしなければエラーが出ますので注意。
例:
× TalkGhostChanged : \0切り替わりました。\e
○ TalkGhostChanged : \1\s[10]\0\s[0]切り替わりました。\e
・起動:直前のゴーストがVanishされた場合の切替(OnVanished)
TalkOtherGhostVanished.<直前のゴースト名>
TalkOtherGhostVanished
直前のゴーストが消去された切替起動時のメッセージです。
キーワードが使えない点、時刻指定が出来ない点を除けば通常のゴースト切替と
同じです。
・終了:通常終了(OnClose)
TalkClose.<時間帯キーワード>.<月日(4桁)>
TalkClose.<月日(4桁)>
TalkClose.<終了時間キーワード>
TalkClose.<時間帯キーワード>
TalkClose
本体を終了する場合のメッセージです。
「月日(4桁)」、「時間帯キーワード」は通常起動時と共通です。
「終了時間キーワード」は、起動してからの経過時間で決まる単語です。
単語はdict-keeps-settingで設定できます。
デフォルトの設定では、経過時間が3分以内だった場合「short.0to3min」となります。
・終了:他のゴーストへの切替え(OnGhostChanging)
TalkGhostChanging.<次のゴースト>.<月日(4桁)>
TalkGhostChanging.<次のゴースト>
TalkGhostChanging.automatic
TalkGhostChanging
他のゴーストへ切り替わる場合のメッセージです。
「月日(4桁)」は通常起動時と共通です。
「次のゴースト」は次に起動するゴースト名です。これも正規化した文字列を
使います。次のゴースト名は、System.Request.Reference0に入っています。
本体設定による一定時間ごとのゴースト切替だった場合、仮想的に「automatic」
というゴーストへの切替反応として扱います。
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■ 時限イベント
・時限イベント:時間指定イベント(OnMinuteChangeから派生)
TalkTime.<年(4桁)>_<月日(4桁)>_<時分(4桁)>
TalkTime.<月日(4桁)>_<時分(4桁)>
TalkTime.<曜日(0〜6)>_<時分(4桁)>
TalkTime.<時分(4桁)>
指定時刻になった場合メッセージです。
「月日(4桁)」は通常起動時と共通です。
「時分(4桁)」は、16時2分であれば「1602」と、4桁で表す時刻です。
「曜日」は日曜が0、月曜が1、土曜日が6として表します。
このイベントは、本体のOnMinuteChangeイベントから派生しています。
・時限イベント:経過時間イベント(OnChangeMinuteから派生)
TalkWorktime.<経過時間キーワード>
TalkWorktime
起動してからのn時間目のメッセージです。
「経過時間キーワード」は、起動してからの経過時間で決まる単語です。
単語はdict-keeps-settingで設定できます。
デフォルト設定では、4時間までが「Veryshort」、11時間から15時間が「Long」
などとなります。
この時、worktimeエントリに、起動してから何時間目なのかが時間単位で
格納されています。
このイベントは、本体のOnMinuteChangeイベントから派生しています。
・時限イベント:自発トークイベント(OnSecondChangeから派生)
sentence
intervalエントリの秒数間隔で、自発的にトークします。
話す内容はsentenceエントリに書きます。
RandomtalkOnコマンドで発話するようになり、RandomtalkOffコマンドで
自発トークを抑制できます。デフォルト設定では自発トークします。
このイベントは、OnSecondChangeイベントから派生しています。
・時限イベント:見切れトーク(OnSecondChangeから派生)
TalkMikire(見切れている場合)
TalkMikirez(見切れ解消した場合)
サーフィスが画面から見切れた時、及び見切れが解消した時のメッセージです。
MikireOnコマンドで見切れ反応を有効に、MikireOffコマンドで見切れ反応を無効に
出来ます。
このイベントは、OnSecondChangeイベントから派生しています。
・時限イベント:重なりトーク(OnSecondChangeから派生)
TalkKasanari
\0側と\1側のサーフィスが重なった場合のメッセージです。
KasanariOnコマンドで重なり反応を有効に、KasanariOffコマンドで重なり反応を
無効に出来ます。
このイベントは、OnSecondChangeイベントから派生しています。
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■ マウス関連
・マウス関連:共通事項
System.Request.Reference0に、マウスカーソルのx座標が入っています。
System.Request.Reference1に、マウスカーソルのy座標が入っています。
System.Request.Reference3に、マウスカーソルの下のスコープ番号が入っています。
System.Request.Reference4に、該当する当り判定領域名が入っています。
・マウス関連:サーフィス上でシングルクリック(OnMouseSingleClick)
C<スコープ番号>Single.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Single.<当り判定領域名>
C<スコープ番号>Singleclick
サーフィス上をマウスでシングルクリックした場合のメッセージです。
当り判定領域外をクリックしても無視されます。
また、一つの当り判定領域では、シングルクリックかダブルクリックの
どちらか一方のみ反応します。これは本体の仕様です。
SSPの場合、\p[2]のサーフィスでも「C2.Single.Head」などと書けば、
メッセージを返すことが可能です。
・マウス関連:サーフィス上でダブルクリック(OnMouseDoubleClick)
C<スコープ番号>Double.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Double.<当り判定領域名>
C<スコープ番号>Doubleclick
サーフィス上をマウスでダブルクリックした場合のメッセージです。
当り判定領域外をクリックした場合、仮想的に「__other__」という名前の
当り判定領域として扱えます。
シングルクリック時と同様、\p[2]キャラ、\p[3]キャラの反応も作ることが
可能です。
・マウス関連:サーフィス上でマウスカーソル移動(OnMouseMove)
C<スコープ番号>Stroke.<反応段階>.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Stroke.<反応段階>.<当り判定領域名>
C<スコープ番号>Stroke.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Stroke.<当り判定領域名>
C<スコープ番号>Stroke.limit.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Stroke.limit.<当り判定領域名>
サーフィス上をマウスカーソルが移動した場合のメッセージです。
主に撫で反応に使います。
このイベントはマウスカーソルが移動する毎に発生し、その都度OpenKEEPS内部で
イベント発生回数をカウントしています。カウントは当り判定領域ごとに行い、
一度当り判定領域から外れるとカウントをリセットします。
limitとつく方のエントリは、当り判定領域ごとに何回カウントしたら反応するか、
限界値を設定します。同じ当り領域内に、複数の限界値を設定できます。
複数設定した場合、limitエントリに記述した順番に限界値をチェックしていき、
カウント数が限界値に達したら、対応する「反応段階」のメッセージを返し、
次の限界値をチェックするようになります。
・サーフィス上でマウスホイール回転(OnMouseWheel)
C<スコープ番号>Wheel.<回転方向>.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Wheel.<回転方向>.<当り判定領域名>
C<スコープ番号>Wheel.Both.<当り判定領域名>.<サーフィス番号>
C<スコープ番号>Wheel.Both.<当り判定領域名>
サーフィス上でマウスホイールが回転した場合のメッセージです。
「回転方向」はPlusかMinusのいずれかの文字列です。回転方向に関係なく反応
したい場合、Bothのつくエントリに記述します。
当り判定領域外でホイールが回転している場合、仮想的に「__other__」という
名前の当り判定領域として扱えます。
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■ 選択・入力
・選択・入力:メニューの選択肢選択(OnChoiceSelect)
Select.<選択肢ID>
\qタグによるメニュー選択肢が選択された場合のメッセージです。
System.Request.Reference0に選択肢IDが入っています。
選択肢IDがそのままエントリ名に使える名前になるよう、注意が必要です。
・選択・入力:選択肢上にマウスカーソルが乗った/外れた(OnChoiceEnter)
Selecting.<選択肢ID>
Selecting.NotSelected
マウスカーソルが\qタグによるメニュー選択肢上に乗った場合、または外れた場合の
メッセージです。選択肢上から外れた場合、仮想的に「NotSelected」という
IDの選択肢上にマウスカーソルが来たものとして扱います。
System.Request.Reference0に選択肢の名前、System.Request.Reference1に
選択肢IDが入っています。
このメッセージは、決してバルーンに出力されないことに注意して下さい。
・選択・入力:選択肢タイムアウト(OnChoiceTimeout)
TalkTimeout
\qタグによるメニュー選択肢が一定時間選択されなかった場合のメッセージです。
System.Request.Reference0に選択されなかったSSTPスクリプトが入っています。
・選択・入力:キャラクタ型アンカー選択(OnAnchorSelect)
Anchor.<アンカーID>
\_aタグによるキャラクタ型アンカーが選択された場合のメッセージです。
System.Request.Reference0にアンカーIDが入っています。
・選択・入力:お勧めサイトリストから選択した(OnRecommendsiteChoice)
TalkURL.<お勧めサイト名>
お勧めサイトリストからサイトを選択した場合のメッセージです。
「お勧めサイト名」は、正規化したものを使います。
System.Request.Reference0にお勧めサイト名、System.Request.Reference1に
サイトURLが入っています。
・選択・入力:InputBoxからの入力(OnUserInput)
TalkInput.<InputBox識別ID>
TalkInputTimeout.<InputBox識別ID>
\![open,inputbox]で開いたInputBoxに文字を入力した場合、又は
設定した時間が過ぎた場合のメッセージです。
InputBoxの識別IDは、System.Request.Reference0に入っています。
InputBoxに入力された文字は、System.Request.Reference1に入っています。
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■ Vanish反応
・Vanish反応:消滅選択中(OnVanishSelecting)
TalkVanishSelecting
ゴーストのアンインストールが選択中の場合のメッセージです。
・Vanish反応:消滅選択された(OnVanishSelected)
TalkVanishSelected
ゴーストのアンインストールが選択された場合のメッセージです。
・Vanish反応:選択キャンセル(OnVanishCancel)
TalkVanishCancel
ゴーストアンインストールがキャンセルされた場合のメッセージです。
・Vanish反応:Vanish処理中止(OnVanishButtonHold)
TalkVanishButtonHold
ゴーストのアンインストールが途中で中止された場合のメッセージです。
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■ 各種イベント
・各種イベント:最小化から復帰(OnWindowsStateRestore)
TalkRestore.<最小化時間キーワード>
TalkRestore
最小化から復帰した時のメッセージです。
最小化していた時間が、minimizedtimeエントリに入っています。単位は分です。
「最小化時間キーワード」は、最小化していた時間で決まる単語です。
単語はdict-keeps-settingで設定できます。
デフォルトの設定では、5分までは「Veryshort」、10分から30分までは「Middle」
などとなります。
・各種イベント:サーフィス復帰(OnSurfaceRestore)
TalkReturn.<\0側サーフィス番号>_<\1側サーフィス番号>
TalkReturn.<\1側サーフィス番号>
TalkReturn.<\0側サーフィス番号>
TalkReturn
サーフィスが基準状態から変化して、一定時間経った場合のメッセージです。
それまでのサーフィス番号を使えます。
System.Request.Reference0に\0側のサーフィス番号、System.Request.Reference1に
\1側のサーフィス番号が入っています。
・各種イベント:ネットワークが重い(OnNetworkHeavy)
TalkNetworkheavy
時計あわせ、ネットワーク更新等のネットワークを使った処理の最中、
なかなか繋がらなかったり、トラフィックが込んでいる場合のメッセージです。
・各種イベント:SSTP受信中断(OnSSTPBreak)
TalkSSTPBreak
SSTPがユーザによって強制中断された場合のメッセージです。
System.Request.Reference0に中断されたメッセージが入っています。
・各種イベント:SSTP発信元をブラックリストに入れた(OnSSTPBlacklisting)
TalkBlacklist
SSTP発信元をブラックリストに入れた場合のメッセージです。
System.Request.Reference0にブラックリストに入れたIPアドレスが入っています。
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■ シェル切替
・シェル切替:シェル切替開始(OnShellChanging)
TalkShellChanging.<シェル名>
TalkShellChanging
シェル切替開始の場合のメッセージです。
「シェル名」は、次のシェル名を正規化したものです。
System.Request.Referemce0に次のシェル名が入っています。
・シェル切替:シェル切替完了(OnShellChanged)
TalkShellChanged
シェルの切替が完了した場合のメッセージです。
System.Request.Reference0に直前のシェル名、System.Request.Reference1に
現在のシェル名が入っています。
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■ インストール
・インストール開始(OnInstallBegin)
TalkInstallBegin
narアーカイブのインストールが開始した場合のメッセージです。
・インストール完了(OnInstallComplete)
TalkInstall<インストールオブジェクト1><インストールオブジェクト2>
TalkInstall<インストールオブジェクト1>
TalkInstall
narアーカイブのインストールが完了した場合のメッセージです。
「インストールオブジェクト1」「インストールオブジェクト2」とは、
インストールされたものを区別する文字列です。現在、文字列とインストール
されたものの関係は次の通りです。
ghost … ゴースト
shell … シェル
balloon … バルーン
plugin … プラグイン
複数のものが同時にインストールされた場合、インストール1の他にインストール2も
有効になります。
インストールされたものの名前は、InstallName(複数あった場合はInstallName1にも)
に入っています。
・インストール失敗(OnInstallFailure)
TalkInstallfail.<失敗理由>
TalkInstallfail
narアーカイブのインストールに失敗した場合のメッセージです。
「失敗理由」とは失敗の理由を表す文字列です。本体がReference0で通知してくる
文字列を、正規化したものとなります。現在、
unlha32 … unlha32.dllロード失敗
unzip32 … unzip32.dllロード失敗
invalidtype … install.txtの内容が不正
が有効です。
・インストール拒否(OnInstallRefuse)
TalkInstallrefuse
narアーカイブのインストールを本体が拒否した場合のメッセージです。
System.Request.Reference0にインストールを拒否したものの名前が入っています。
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■ 各種ファイル作成
・updates2.dau作成開始(OnUpdatedataCreating)
TalkUpdateCreating
ネットワーク更新用ファイルの作成を開始する際のメッセージです。
・updates2.dau作成完了(OnUpdatedataCreated)
TalkUpdateCreated
ネットワーク更新用ファイルの作成が完了した際のメッセージです。
・narアーカイブ作成開始(OnNarCreating)
TalkNarCreating
narアーカイブの作成を開始する際のメッセージです。
・narアーカイブ作成完了(OnNarCreated)
TalkNarCreated
narアーカイブの作成が完了した際のメッセージです。
System.Request.Reference0にデータの名前、System.Request.Reference1に
生成したnarアーカイブのファイル名、System.Request.Reference2にnarアーカイブ
のデータ識別子が入ります。現在、データ識別子は
ghost … ゴースト
shell … シェル
balloon … バルーン
plugin … プラグイン
が有効です。
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■ メールチェック
・メールチェック:メールチェック開始(OnBIFFBegin)
TalkMailstart
メールチェックを開始した際のメッセージです。
・メールチェック:メールチェック完了(OnBIFFComplete)
TalkGottaMail
TalkNoMail
メールチェックが完了した際のメッセージです。
メールがサーバにあった場合はTalkGottaMail、なかった場合はTalkNoMailを
読みます。
・メールチェック:新着チェック時メールチェック完了(OnBIFF2Complete)
TalkGottaMail2
TalkNoMail2
「新着のみ通知」をチェックした場合に、メールチェックが完了した際の
メッセージです。
新着メールがあった場合はTalkGottaMail2、なかった場合はTalkNoMail2を読みます。
新着メールがあった場合、新着メール数がNewMailに入っています。
・メールチェック:メールチェック失敗(OnBIFFFailure)
TalkMailError<エラーメッセージ>
TalkMailfail
メールチェックに失敗した際のメッセージです。
「エラーメッセージ」は、失敗した理由を表す文字列です。現在、
timeout … メールサーバから一定時間応答がなかった
kick … サーバでの認証に失敗した
defect … 本体側でのメール設定が不十分
が有効です。
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■ ヘッドライン
・ヘッドライン:ヘッドラインセンス開始(OnHeadlinesenseBegin)
TalkHeadlineBegin
ヘッドラインセンスを開始した場合のメッセージです。
JumpURLにヘッドラインをチェックするURLが入っています。
サイト名はSystem.Request.Reference0に入っています。
・ヘッドライン:ヘッドライン受信(OnHeadlinesense.OnFind)
TalkHeadlineFirst … 次のページがあるヘッドラインの1ページ目を
読む場合のヘッダ部分
TalkHeadlineNext … ヘッドライン1ページ目以降、最終ページ以外を
読む場合のヘッダ部分
TalkHeadlineChoiceEnd … 次のページがない場合のフッタ部分
TalkHeadlineChoice … 次のページがある場合のフッタ部分
ヘッドラインセンスで情報が取得できた場合のメッセージです。
ヘッドラインデータはSystem.Request.Reference3に入っています。
・ヘッドライン:ヘッドラインセンス完了/失敗(OnHeadlinesenseComplete/OnHeadlinesenseFailure)
TalkHeadlinefail.<失敗/完了理由>
TalkHeadlinefail.etc
ヘッドラインセンスをしても更新が無かった場合、ヘッドラインセンスに失敗した
場合のメッセージです。「失敗/完了理由」は、どのような理由で処理を完了
したか、あるいは失敗したかを表す文字列です。現在、
cantdownload … ヘッドラインが取れなかった
cantanalyze … ヘッドライン情報の解析に失敗した
noupdate … ヘッドラインの更新が無かった
が有効です。
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■ 時計合わせ
・時計合わせ:時計合わせ開始(OnSNTPBegin)
TalkNTPstart
SNTPによる時計合わせを開始した際のメッセージです。
System.Request.Reference0に時計合わせに使用するサーバ名が入っています。
・時計合わせ:SNTPサーバに接続失敗(OnSNTPFailure)
TalkNTPfail
SNTPによる時計合わせに失敗した際のメッセージです。
System.Request.Reference0に時計合わせに使用するサーバ名が入っています。
・時計合わせ:サーバとローカルの時刻比較(OnSNTPCompare)
TalkNTPcompare
サーバから時刻情報を取得に成功した場合メッセージです。
TimeSNTPとTimeLOCALには、「2002年11月24日0時41分30秒」の形式でサーバの時計、
PCの時計の時刻が入っています。これはそれぞれSystem.Request.Reference1、
System.Request.Reference2にカンマで区切られた形で入っています。
System.Request.Reference3にサーバ時刻とPCの時刻のずれが、秒単位で入っています。
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■ ネットワーク更新
・ネット−ワーク更新:ネットワーク更新開始(OnUpdateBegin)
TalkUpdateBegin
ネットワーク更新を開始した際のメッセージです。
・ネットワーク更新:ネットワーク更新準備完了(OnUpdateReady)
TalkUpdateReady
ネットワーク更新対象があった場合のメッセージです。
System.Request.Reference0に更新するファイル数が入っています。
さおりをネットワーク更新する場合を想定して、このメッセージの中で
使用しているさおりをsaorieraseすることを、非常に強くお勧めします。
saorieraseしないと、さおりを上書きできない可能性があります。
・ネットワーク更新:ネットワーク更新終了(OnUpdateComplete)
TalkUpdatecomplete.none
TalkUpdatecomplete.changed
ネットワーク更新が終了した際のメッセージです。
更新チェックは出来たが更新が無かった場合はTalkUpdatecomplete.none、
更新に成功した場合はTalkUpdatecomplete.changedを読みます。
後者の場合、ゴーストは実質的に再起動していることに注意して下さい。
ネットワーク更新時に内容を引き継ぎたいエントリは、databackupparamエントリに
エントリ名を追加して下さい。
・ネットワーク更新:ネットワーク更新失敗(OnUpdateFailure)
TalkUpdatefail.<失敗理由>
TalkUpdatefail.etc
ネットワーク更新に失敗した際のメッセージです。
「失敗理由」とは、失敗した原因を表す文字列です。現在、
timeout … タイムアウトした
md5miss … MD5値が一致しなかった
404等 … そのステータスコードで失敗した
が有効です。上記いずれの場合でも無かった場合、あるいは失敗理由に対応する
メッセージが無かった場合、TalkUpdatefail.etcを読みます。
・ネットワーク更新:ファイルダウンロード開始(OnUpdate.OnDownloadBegin)
TalkDownloadBegin
ネットワーク更新で、各ファイルのダウンロードを開始する際のメッセージです。
System.Request.Reference0 … ダウンロードするファイル名、
System.Request.Reference1 … 今のファイルが何番目のファイルか、
System.Request.Reference2 … 更新するファイルの総数
が入っています。
・ネットワーク更新:MD5照合開始(OnUpdate.OnMD5CompareBegin)
TalkMD5Begin
ネットワーク更新で、ファイルのMD5照合(ダウンロードの成功確認)を開始する際の
メッセージです。System.Request.Reference0に照合するファイル名が入っています。
・ネットワーク更新:MD5照合成功(OnUpdate.OnMD5CompareComplete)
TalkMD5Complete
ネットワーク更新で、ファイルのMD5照合で値が一致した場合のメッセージです。
System.Request.Reference0 … ダウンロードしたファイル名
System.Request.Reference1 … 正しいMD5
System.Request.Reference2 … ダウンロードしたファイルのMD5
が入っています。
・ネットワーク更新:MD5照合失敗(OnUpdate.OnMD5CompareFailure)
TalkMD5Fail
ネットワーク更新で、ファイルのMD5照合で値が不一致の場合のメッセージです。
System.Request.Reference0 … ダウンロードしたファイル名
System.Request.Reference1 … 正しいMD5
System.Request.Reference2 … ダウンロードしたファイルのMD5
が入っています。
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■ URL DnDによるダウンロード
・URL DnDによるダウンロード:URLがドロップされた(OnURLDropping)
TalkDownload
DnDによるファイルのダウンロードで、URLがドロップされた場合のメッセージです。
System.Reference.Reference0にドロップされたURL、System.Request.Reference1に
ドロップされたスコープ番号が入ります。
・URL DnDによるダウンロード:ダウンロード失敗(OnURLDropFailure)
TalkDownloadfail.<失敗理由>
TalkDownloadfail
DnDによるファイルのダウンロードで、ダウンロードに失敗した場合のメッセージです。
「失敗理由」とは、失敗した原因を表す文字列です。現在、
artifical … ユーザーによりダウンロードが中断された
timeout … タイムアウトで失敗した
が有効です。
System.Request.Reference0にダウンロード予定だっただったファイル名が、ローカル
マシン上での絶対パスで入ります。
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■ リソース文字列
・リソース文字列:\0側お薦めリスト(sakura.recommendsites)
URL.sakura
\0側のお薦めURLリストです。このエントリに記録された内容を全部結合して
本体に返します。
randlist.sakuraに数字を設定すると、エントリ内からこの数だけURLを重複せず
抜き出し、これを本体に返します。
・リソース文字列:お薦めポータルリスト(sakura.portalsites)
URL.portal
お薦めポータルのURLリストです。このエントリに記録された内容を全部結合して
本体に返します。
randlist.portalに数字を設定すると、エントリ内からこの数だけURLを重複せず
抜き出し、これを本体に返します。
・リソース文字列:\1側お薦めリスト(kero.recommendsites)
URL.kero
\1側のお薦めURLリストです。このエントリに記録された内容を全部結合して
本体に返します。
randlist.keroに数字を設定すると、エントリ内からこの数だけURLを重複せず
抜き出し、これを本体に返します。
・リソース文字列:\0側お薦めリストボタン名(recommendrootbuttoncaption)
Sakura.URLCaption
\0側お薦めリストのボタン名です。
・リソース文字列:お薦めポータルリストボタン名(portalrootbuttoncaption)
Portal.URLCaption
お薦めポータルサイトリストのボタン名です。
・リソース文字列:\1側お薦めリストボタン名(kero.recommendbuttoncaption)
kero.URLCaption
\1側お薦めリストのボタン名です。
・リソース文字列:ネットワーク更新ボタン名(updatebutton.caption)
UpdateCaption
ネットワーク更新ボタンのボタン名です。
・リソース文字列:消滅指示ボタン名(vanishbutton.caption)
VanishCaption
アンインストールボタンのボタン名です。
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■ NOTIFY
・NOTIFY:共通注意事項
この項目のエントリは、キャラクタモードによる呼び分けがありません。
全キャラクタモードで共通して一つの記述になります。
また、これらのエントリに何も記述しなくても、OpenKEEPS側で必要最小限の
処理を行っている為、ゴーストの動作に影響はありません。
また、これらのエントリに記述した結果は、バルーンに出力されることは
ありません。
・NOTIFY:ウィンドウハンドル通知(hwnd)
Execute.Hwnd
ウィンドウハンドルが通知された場合の処理です。
System.Hwnd.shellにシェルのウィンドウハンドル、
System.Hwnd.balloonにバルーンのウィンドウハンドルが入っています。
両エントリとも、\0側のハンドルは0番目、\1側のハンドルは1番目に入っています。
SSPを使用している場合、\p[2]以降のハンドルが2番目以降に入っています。
・NOTIFY:インストール済みゴースト(installedghostname)
Execute.Installedghostname
インストール済みゴーストが通知された場合の処理です。MATERIA上ではバグの為
インストール済みゴーストが空通知されますが、OpenKEEPS側で同等の処理を
行っている為、特に気にする必要はありません。
System.Installedghostにインストール済みゴースト一覧が入っています。
・NOTIFY:起動中の他のゴースト(otherghostname)
Execute.Otherghostname
同時に起動中の他のゴーストが通知された場合の処理です。
System.OtherGhostにはゴースト名のみの一覧、System.OtherGhostExには
「ゴースト名[バイト値1]\0側サーフィス番号[バイト値1]\1側サーフィス番号」の
形式で一覧が入っています。
・NOTIFY;Unique ID通知(uniqueid)
Execute.Uniqueid
ゴーストのUnique IDが通知された場合の処理です。
System.UniqueIdにユニークIDが入っています。
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