オープンソースバックアップツール「HotShot

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HotShotは、クライアントPC上にあるデータを一括保護するエンタープライズバックアップソリューションツールです。 HotShotを利用することによって、散在する多くのクライアントPC上のデータをサーバへ自動的にバックアップすることができます。

またHotShotは「デスクトップ指向データマネージメント(D3M: Desktop Driven Data Management)」に基づいた分散データ保護アーキテクチャを実現します。昨今のクライアントPCの飛躍的な性能向上に伴って、これまでのようなネットワークを経由したサーバ主体のデータ管理はユーザにとって使い勝手の悪いものになりつつあります。D3Mは、これまでのサーバを主体としたデータ集中保護アーキテクチャとは異なり、クライアントPCの性能を十分に活用したクライアント主体のデータ同期保護アーキテクチャです。D3Mによって、ネットワーク負荷が低減し、トータルな処理効率が一気に向上します。


  • クライアントPCやノートPCのデータ保護
    ハードディスクは約3年から5年で物理的な障害が発生することが多いです。その際、OSやアプリケーションは再インストールによって簡単に復旧することができますが、ユーザによって作成された貴重なデータの復旧は簡単ではありません。HotShotはこれらのデータをネットワーク経由でデータセンタに同期保護しますので、万一のハードウェア障害時でも完全に復旧することができます。
  • 最小のネットワーク負荷により他システムへの影響を最小化
    HotShotではデータ保護にかかるネットワークの負荷を最小限に抑えるため、初回のバックアップの後は新規のファイルもしくは既存ファイルの変更差分だけを圧縮して転送します。このアーキテクチャにより他システムへの影響を最小限にします。
  • 高いセキュリティ機構
    HotShotではアカウント単位でのログイン認証機構を採用することでシステム利用者を制限しています。あるアカウントから他のアカウントのデータをアクセスすることができないようにアカウント毎にデータ領域が分離されています。またデータ通信では全面的にSSLが採用されていますのでデータ盗聴の心配もありません。
  • バージョニングにより「それ以前のバージョン」まで復帰可能
    通常の業務においてデータを過去のある時点まで戻したいことがあります。HotShotは全てのバックアップデータを世代管理しているため、過去のデータをユーザ自身で簡単に取り出すことができます。
  • ユーザが簡単に操作できるGUIコンソールを提供
    HotShotでは、ユーザはいつでもどこからでも自分のバックアップデータにアクセスすることができます。これらデータアクセスやデータ管理作業はクライアントPCに導入されるGUIコンソールから行うことができます。たとえば失ったデータの復旧作業やバージョニング管理作業などはユーザ自身がウィザードベースの操作で実施できるため、管理者が介入する必要がありません。

機能概要

HotShotの機能についてはこちらをご覧ください。

インストール手順

※現在準備中

使用方法

※現在準備中

動作確認

HotShotサーバアプリケーション
サポートプラットフォーム: Windows XP/2003/VISTA、Sun Solaris 9/10 x86(SPARC), RedHat Linux AS/ES
 (*)実際の稼働検証はWindowsXP/Solaris 10 x86上で行われています。
 Java実行環境: JRE5以上

HotShotクライアントアプリケーション
サポートプラットフォーム: Windows XP/2000/Vistaのみ
Java実行環境: JRE5以上

ライセンス

HotShotはApache License, Version 2.0で配布されます。

免責事項

本ソフトウェアは無保証です。使用は自己責任でお願い致します。

※オープンソースバックアップツール「HotShot」プロジェクトは、Interpress社からの著作権譲渡により、株式会社クロノスのサポートのもと、有志により運営しています。

Presented By InterPress Project and Yugo Shimada.