emuera (1-8-2-4) | 2019-01-27 00:29 |
emuera - etc 関連ファイル (1-8-2-1) | 2015-11-04 01:04 |
emuera - source ソースコード (1-8-2-4) | 2019-01-27 00:32 |
ここではHTML_PRINT命令を始めとするhtml関連命令を解説します。
関連命令を使うことにより、htmlと類似した文法で表示内容を指定できます。
htmlっぽいタグを利用してPRINTする命令です。
引数がPRINTのような文字列ではなくPRINTSと同じ文字列式であり、自動的に改行するので実際はPRINTSLの動作に近いです。
HTML_PRINTによる描画はALIGNMENT、SETFONT、COLOR、FONTSTYLE命令とその類似命令の影響を受けません。
これらの効果を得るには全てタグで指定する必要があります。
<タグ名 属性='属性値'>テキスト</タグ名>という形で使用します。
属性値は'~'または"~"で囲う必要があります。
Emueraにおける文字列との区別のために、'~'で囲うことを推奨します。
<p align='~'>テキスト</p>
pタグは文字列の前にのみ置くことができ、</p>は最後にのみ置くことができます。
</p>は省略してもかまいません。
<nobr>テキスト</nobr>
PRINTSINGLE命令による描画に相当します
このタグをつけると描画領域を越えたことによる暗黙の改行が行われなくなります(<br>による明示の改行は可能です)
ただしEmueraはブラウザと違って横方向にスクロールできないのでウインドウ幅を越えた分は見えなくなります。
<nobr>は最初のテキストより前にのみ置くことができ、</nobr>は最後のテキストより後のみ置くことができます。
</nobr>は省略しても構いません
改行します。
この効果は表示行の改行なのでいくつ<br>があってもCLEARLINEやLINECOUTでは一行とみなされます。
<button value='~' title='~' pos='~'>テキスト</button> <nonbutton title='~' pos='~'>テキスト</nonbutton>
buttonは囲った部分のテキストをクリック可能なボタンにします。
nonbuttonは囲った部分のテキストをボタンでないテキストとして表示します。
<font face='~' color='~' bcolor='~'>テキスト</font>
囲った部分のフォント、表示色、ボタンの選択中表示色、を変更します
このタグは入れ子にすることができます
<b>太字</b>, <i>イタリック</i>, <u>アンダーライン</u>, <s>打消し線</s>
囲った部分の文字をそれぞれ太字、イタリック、アンダーライン付、打消し線付にします
<img src='~~' srcb='~~' height='~~'>
行内に画像を表示します。
画像を準備する方法はリソース設定を参照してください。
<shape type='rect' param='~~' color='~~' bcolor='~~'> <shape type='space' param='~~'>
行中に指定した図形を描画します。
&と;で囲まれた単語があるとそれを文字参照として処理します。
対応している文字参照は& > < " ' 及び &#nn; &#xnn; です。
<!-- コメント -->
html解釈にあたり、<!-- 及び -->で囲われた文字は無視されます
対象文字列をHTML文字列と解釈し、タグと平文に分割して分割数をRESULTに、分割後文字列をRESULTSに代入します
第二、第三引数が指定されている場合、RESULT、RESULTSの代わりに指定された変数に代入します。
分割処理中にエラーが生じた場合、RESULTに-1が代入されます。
HTML_TAGSPLITはタグの内容や対応関係の適否までは検証しません。
分割数がRESULTSの配列サイズを超えた場合、超えた分はRESULTSに代入されません。
例えば、 HTML_TAGSPLIT "<p align='right'>あ<!--comment-->い<font color='red'>う</font></p>" であれば、 RESULTS:0 = <p align='right'> RESULTS:1 = あ RESULTS:2 = <!--comment--> RESULTS:3 = い RESULTS:4 = <font color='red'> RESULTS:5 = う RESULTS:6 = </font> RESULTS:7 = </p> RESULT = 8 と解体されます。
現在PRINT中で改行待ちの文字列バッファをHtml形式で取得し、バッファを空にします
pタグはつかないのでALIGNMENT命令によるalignは反映されません。
表示済みのラインのうちlineNoで指定した行の内容をhtml形式の文字列として取得します。
行の数え方はLINECOUNTやCLEARLINE命令と同じです。
対象の文字列をHtml向けにエスケープ(文字参照に変換)します。
アンエスケープにはHTML_TOPLAINTEXT関数を使用します。
対象のhtml文字列をプレーンテキストに変換します。
具体的には、文字列からhtmlタグを削除し文字参照を展開します。
[PageInfo]
LastUpdate: 2015-07-06 20:22:13, ModifiedBy: minorshift
[Permissions]
view:all, edit:login users, delete/config:members