macOS版 64bit対応
開発環境のOSをmacOS Sierra(10.12)に更新したため、Xcode7からXcode8に変更する。 チケットは「#37372 macOS版 開発環境をXcode8に移行」で対応する。
Targets:MIDITrail / Architectures / Architectures "Standard Architectures (64-bit Intel) (x86_64) - $(ARCHES_STANDARD)"に変更
unsigned longは32bit環境で4byte、64bit環境で8byteになる。 MIDITrailのソースコードはunsigned longを大量に利用しており、影響が大きい。
このためunsigned longを基本的にすべてunsigned intに変更する。 unsigned intは32bit,64bit環境のいずれでも4byteである。
OpenGL APIインターフェースでGLsizei型が指定されているパラメータについて、 unsigned longを利用していた場合は、unsigned intではなくGLsizeiに変更する。
エンコーディングIDをunsigned longで処理していた箇所は、NSStringEncodingに 変更する。
型の変更に伴い、フォーマット文字列も合わせて変更する。 snprintfまたはNSString::stringWithFormatのフォーマット文字列について、以下の修正を適用。
%lu -> %u %ld -> %d対象メソッドは次の通り。
SMFileReader::_WriteLogEventMeta MTDashboard::_GetCounterStr MTNoteDesign::_LoadConfFile MTWindowSizeCfgDlg::createWindowSizeArray MTWindowSizeCfgDlg::tableView
macOS版を64bit対応させる。iOS版は #36981 で対応済み。