s.maru885
s.mar****@gmail*****
2013年 3月 26日 (火) 06:29:55 JST
お世話になっております。 丸水です。 本件に関連して質問させて頂きます。 現在、HTTPSにて最大同時接続数(接続数の上限値)を設定し、 以下の様な動作をさせたいと考えております。 (1)最大同時接続数の制限 (2)最大同時接続数を超えた状態でアクセスした場合、 即時エラー(またはSorry)を返す HTTPS通信時に上記の動作を実現することは可能でしょうか。 HTTPであれば、maxconn、sorryserverを設定することで 上記動作は可能かと思いますが、 HTTPSですと、sorryserverが対応していないとのことで、 想定通りに動作しなかったため、質問させて頂きました。 以下にこちらで検証した内容とそのときの設定(一部抜粋)を記載します。 ■maxconn、sorryserverを設定 設定: l7vs.cf session_thread_pool_size=100 l7directord.cf maxconn=3 sorryserver=172.16.210.128:443 動作: (1)は満たすが、(2)が動作しない UltraMonkeyでキューイングしているような動作をしており、 最大同時接続数を超えている場合、応答待ちとなり、 最大同時接続数を下回った後にリアルサーバに振り分けて 応答を返す。 ■maxconnのみを設定 設定: l7vs.cf session_thread_pool_size=100 l7directord.cf maxconn=3 #sorryserver=172.16.210.128:443 動作: UltraMonkeyを起動してもmaxconnの設定が反映されず、 maxconnは0のまま →sorryserverを設定しないとmaxconnは有効にならない ■session_thread_pool_sizeで制限 設定: l7vs.cf session_thread_pool_size=3 l7directord.cf #maxconn=3 #sorryserver=172.16.210.128:443 動作: (1)は満たすが、(2)が動作しない UltraMonkeyでキューイングしているような動作をしており、 最大同時接続数を超えている場合、応答待ちとなり、 最大同時接続数を下回った後にリアルサーバに振り分けて 応答を返す。 備考: 通常、session_thread_pool_sizeで最大同時接続数を 制限するようなことはしないかと思いますが、試しに確認しました。 似たような問題が発生した方、解決方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、 ご教示頂けると幸いです。 2013年3月7日 22:21 s.maru885 <s.mar****@gmail*****>: > 中野様、雲雀様 > > お世話になっております。 > 丸水です。 > >> Sorryサーバですが、現在HTTPのみの対応となっております。 >> HTTPSを利用される際には、fallback機能を利用されることをお勧めします。 > HTTPのみの対応であること承知いたしました。 > 通信の種類に合わせてSorryとfallbackを使い分けていきたいと思います。 > >> sslconfigfile設定時の動作としては、UM-L7でSSL通信を終端させるため、 >> UltraMonkey-リアルサーバ間はhttp通信となります。 > UltraMonkey-リアルサーバ間がhttp通信になること承知致しました。 > > > この度は、早々のご回答、誠に有難うございました。 > お陰様で不明な点を解消することができました。 > 厚く御礼申し上げます。 > > > それでは、今後とも宜しくお願い致します。 > > 2013年3月7日 10:35 Hibari Michiro <hibar****@lab*****>: >> >> 丸水様 >> >> 初めまして。雲雀と申します。 >> >> > ■質問内容 >> > 1) https通信時のSorryサーバへの振り分けについて >> > httpsで通信する場合、仮想サービスがSorry状態となった際に >> > Sorryサーバに振り分けられますでしょうか。 >> Sorryサーバですが、現在HTTPのみの対応となっております。 >> >> おそらくですが、Sorryサーバ機能では、Sorryサーバ接続時に >> URLを加工する処理等が含まれているので、暗号化通信だと >> 上手くいかないようです。 >> >> HTTPSを利用される際には、fallback機能を利用されることをお勧めします。 >> >> > >> > 2) sslconfigfile設定時の動作について >> > sslconfigfile設定時の動作についてご教示頂けますでしょうか。 >> > (1)UltraMonkey-リアルサーバ:http通信 >> > →リアルサーバへの振り分けは正常に行われる。 >> > (2)UltraMonkey-リアルサーバ:https通信 >> > →リアルサーバからHTTPステータスレコード『400 Bad Request』が返ってくる。 >> > (2)の動作が仕様として、正しい動作なのかご教示頂けますでしょうか。 >> (2)は仕様通りの動作となります。 >> sslconfigfile設定時の動作としては、UM-L7でSSL通信を終端させるため、 >> UltraMonkey-リアルサーバ間はhttp通信となります。 >> >> 以上、宜しくお願いいたします。 >> >> (2013/03/07 4:36), s.maru885 wrote: >> > はじめまして、丸水と申します。 >> > >> > 長文にて失礼致します。 >> > 現在、下記の構成にて、UltraMonkey-l7を使用したLBサーバの設定を行なっております。 >> > https通信時の設定、動作について2点解らない箇所がございましたので、 >> > 質問させて頂きます。 >> > >> > ■環境構成 >> > LB(UltraMonkey)×1 >> > OS:CentOS 6.3 x86_64 >> > カーネル:2.6.32-279.el6.x86_64 >> > UltraMonkey:ultramonkeyl7-3.0.4-3.el6.x86_64 >> > APサーバ×3(リアルサーバ)、Sorryサーバ×1 >> > OS:CentOS 6.3 x86_64 >> > カーネル:2.6.32-279.el6.x86_64 >> > Web:httpd-2.2.15-15.el6.centos.1.x86_64 >> > mod_ssl-2.2.15-15.el6.centos.1.x86_64 >> > openssl-1.0.0-20.el6_2.5.x86_64 >> > 接続クライアント×1 >> > OS:CentOS 6.3 x86_64 >> > カーネル:2.6.32-279.el6.x86_64 >> > ブラウザ等:Mozilla Firefox 10.0.5、curl 7.19.7 >> > >> > ■質問内容 >> > 1) https通信時のSorryサーバへの振り分けについて >> > httpsで通信する場合、仮想サービスがSorry状態となった際に >> > Sorryサーバに振り分けられますでしょうか。 >> > 仮想サービス、各リアルサーバ、Sorryサーバのポート番号を443に設定し、 >> > Sorry状態(リアルサーバダウン)で仮想サービスにhttpsでアクセスすると >> > Sorryサーバに振り分けられ、クライアントに応答が返るものと >> > 想定しておりましたが、想定した動作とならなかったため、質問させて頂きました。 >> > ※設定については【検証】(1)を参照 >> > >> > 以下にこちらで検証した内容とそのときの設定(一部抜粋)を記載します。 >> > 設定不備等ございましたら、ご指摘頂ければと存じます。 >> > 【検証】 >> > (1)仮想サービス、各リアルサーバ、Sorryサーバのポートを443に設定し、 >> > https通信を振り分けられるか確認 >> > →リアルサーバへの振り分けは正常に行われたが、 >> > リアルサーバ全ダウン時のSorryサーバへの振り分けは失敗。 >> > 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> 振り分けOK >> > 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> 振り分けOK >> > 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> 振り分けOK >> > >> > 172.16.210.128:443 <http://172.16.210.128:443> リアルサーバ全ダウン時、振り分けNG >> > 設定: >> > virtual = 172.16.210.105:443 <http://172.16.210.105:443> >> > real = 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> masq 1 >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.128:443 <http://172.16.210.128:443> >> > テスト時の接続URL: >> > https://172.16.210.105/ >> > 備考: >> > 下記の設定のようにリアルサーバ1台(172.16.210.125)と >> > Sorryサーバ(172.16.210.128)を設定上入れ替えて動作を確認しましたが、 >> > リアルサーバへの振り分けは172.16.210.128も含め、正常に行われ、 >> > リアルサーバ全ダウン時のSorryサーバ(172.16.210.125)への >> > 振り分けは失敗しました。 >> > virtual = 172.16.210.105:443 <http://172.16.210.105:443> >> > real = 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.128:443 <http://172.16.210.128:443> masq 1 #元々はSorryサーバ >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> #元々はリアルサーバ >> > テスト時の接続URL: >> > https://172.16.210.105/ >> > >> > (2)https通信以外の動作を確認するため、 >> > 仮想サービス、各リアルサーバ、Sorryサーバのポートを80に設定し、 >> > http通信を振り分けられるか確認 >> > →リアルサーバへの振り分けは正常に行われ、 >> > リアルサーバ全ダウン時のSorryサーバへの振り分けも正常に行われた。 >> > 172.16.210.125:80 <http://172.16.210.125:80> 振り分けOK >> > 172.16.210.126:80 <http://172.16.210.126:80> 振り分けOK >> > 172.16.210.127:80 <http://172.16.210.127:80> 振り分けOK >> > >> > 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> リアルサーバ全ダウン時、振り分けOK >> > 設定: >> > virtual = 172.16.210.105:80 <http://172.16.210.105:80> >> > real = 172.16.210.125:80 <http://172.16.210.125:80> masq 1 >> > real = 172.16.210.126:80 <http://172.16.210.126:80> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:80 <http://172.16.210.127:80> masq 1 >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> >> > テスト時の接続URL: >> > http://172.16.210.105/ >> > >> > (3)仮想サービス、各リアルサーバのポートを443、 >> > Sorryサーバのポートを80に設定し、https通信を振り分けられるか確認 >> > →リアルサーバへの振り分けは正常に行われたが、 >> > リアルサーバ全ダウン時のSorryサーバへの振り分けは失敗。 >> > ただし、http://172.16.210.105:443/(http <http://172.16.210.105:443/%28http>通 信)でアクセスしたところ、 >> > Sorryサーバへの振り分けは正常に行われた。 >> > 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> 振り分けOK >> > 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> 振り分けOK >> > 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> 振り分けOK >> > >> > 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> リアルサーバ全ダウン時、振り分けNG >> > (https://172.16.210.105/) >> > 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> リアルサーバ全ダウン時、振り分けNG >> > (http://172.16.210.105:443/) >> > 設定: >> > virtual = 172.16.210.105:443 <http://172.16.210.105:443> >> > real = 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> masq 1 >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> >> > テスト時の接続URL: >> > https://172.16.210.105/ >> > >> > >> > 2) sslconfigfile設定時の動作について >> > sslconfigfile設定時の動作についてご教示頂けますでしょうか。 >> > UltraMonkey-L7 管理者マニュアル v3.2を確認しましたところ、 >> > sslconfigfileについて以下の様な記載がございました。 >> > 『VirtualService が Clientとの通信の際に SSL 通信を行う場合、 >> > SSL設定ファイルのパスを指定する。』 >> > 上記を踏まえ、 >> > クライアント-UltraMonkey間の通信はhttps >> > UltraMonkey-リアルサーバ間の通信はhttp,httpsの2パターンで試しましたところ、 >> > 以下の様な動作となりました。 >> > (1)UltraMonkey-リアルサーバ:http通信 >> > →リアルサーバへの振り分けは正常に行われる。 >> > (2)UltraMonkey-リアルサーバ:https通信 >> > →リアルサーバからHTTPステータスレコード『400 Bad Request』が返ってくる。 >> > (2)の動作が仕様として、正しい動作なのかご教示頂けますでしょうか。 >> > 外部(クライアント-UltraMonkey)はセキュリティの高いhttps、 >> > 内部(UltraMonkey-APサーバ)は負荷が低い速度の速いhttp >> > と考えると正しい動作なのではないかと考えております。 >> > >> > 以下にこちらで検証した内容とそのときの設定(一部抜粋)を記載します。 >> > 設定不備等ございましたら、ご指摘頂ければと存じます。 >> > 【設定】 >> > (1)UltraMonkey-リアルサーバ:http通信 >> > virtual = 172.16.210.105:443 <http://172.16.210.105:443> >> > real = 172.16.210.125:80 <http://172.16.210.125:80> masq 1 >> > real = 172.16.210.126:80 <http://172.16.210.126:80> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:80 <http://172.16.210.127:80> masq 1 >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.128:80 <http://172.16.210.128:80> >> > テスト時の接続URL: >> > https://172.16.210.105/ >> > (2)UltraMonkey-リアルサーバ:https通信 >> > virtual = 172.16.210.105:443 <http://172.16.210.105:443> >> > real = 172.16.210.125:443 <http://172.16.210.125:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.126:443 <http://172.16.210.126:443> masq 1 >> > real = 172.16.210.127:443 <http://172.16.210.127:443> masq 1 >> > module = sessionless >> > scheduler = rr >> > sorryserver = 172.16.210.128:443 <http://172.16.210.128:443> >> > テスト時の接続URL: >> > https://172.16.210.105/ >> > >> > 似たような問題が発生した方、解決方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、 >> > ご教示頂けると幸いです。 >> > >> > >> > _______________________________________________ >> > Ultramonkey-l7-users mailing list >> > Ultra****@lists***** >> > http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/ultramonkey-l7-users >> >> >> -- >> 雲雀 路朗 (Michiro Hibari) >> MAIL: hibar****@lab***** >> 所属: NTT OSSセンタ 基盤技術ユニット 高信頼担当 >> TEL : 03-5860-5135 / FAX: 03-5463-5490 >> >> 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