Kohei TANUMA
tanum****@nttco*****
2010年 2月 2日 (火) 12:01:18 JST
稲垣さま 田沼です。 こちらについては要件にもよるかと思います。 削除と無効化ではサービス停止には変わりはないですが、 既存の接続をどのように扱うかが異なります。 バーチャルサービスやリアルサーバを削除した場合、 その際に接続しているクライアントが全て切断されますが、 リアルサーバを無効化した場合は、新規のクライアントのみが 接続できなくなり、無効化した際に接続しているクライアントは そのまま維持されます。 (接続したままのクライアント数は ipvsadm の ActiveConn の 数や ipvsadm -lc で確認できると思います) メンテナンス時など、とりあえず新規コネクションは止めて 既存コネクションがはけてからメンテナンスを行うなどの場合は 無効にする方法が有効かと思います。 無効化は以下のコマンドでリアルサーバの weight を 0 にする ことで実現されます。 ■ real が gate 設定の場合 ipvsadm -e -t VIRTUAL:PORT -r REAL:PORT -g -w 0 ■ real が masq 設定の場合 ipvsadm -e -t VIRTUAL:PORT -r REAL:PORT -m -w 0 詳細は man ipvsadm (-w, --weight のところ) をご確認ください。 以上です。 2010/02/02 10:57, 稲垣 wrote: > お世話になっております。 > 稲垣です。 > > /etc/ha.d/ldirecotord.cfファイルの設定をいじらずに > ipvsadmコマンドでバーチャルサービス、リアルサービスの > 有効無効を制御したいと考えております。 > > そういった場合は、バーチャルサービス、リアルサービスを > 削除する方法がいいのでしょうか? > > それとも、バーチャルサービス、リアルサービスを残したまま > 文字通り「有効・無効」に切り替えることはできるでしょうか? > > 以上、宜しくお願い致します。