[Ultramonkey-l7-users 294] Re: ipvsadmコマンドの運用について

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Kohei TANUMA tanum****@nttco*****
2010年 2月 2日 (火) 12:01:18 JST


稲垣さま

田沼です。

こちらについては要件にもよるかと思います。
削除と無効化ではサービス停止には変わりはないですが、
既存の接続をどのように扱うかが異なります。

バーチャルサービスやリアルサーバを削除した場合、
その際に接続しているクライアントが全て切断されますが、
リアルサーバを無効化した場合は、新規のクライアントのみが
接続できなくなり、無効化した際に接続しているクライアントは
そのまま維持されます。
(接続したままのクライアント数は ipvsadm の ActiveConn の
  数や ipvsadm -lc で確認できると思います)
メンテナンス時など、とりあえず新規コネクションは止めて
既存コネクションがはけてからメンテナンスを行うなどの場合は
無効にする方法が有効かと思います。

無効化は以下のコマンドでリアルサーバの weight を 0 にする
ことで実現されます。

■ real が gate 設定の場合
ipvsadm -e -t VIRTUAL:PORT -r REAL:PORT -g -w 0

■ real が masq 設定の場合
ipvsadm -e -t VIRTUAL:PORT -r REAL:PORT -m -w 0

詳細は man ipvsadm (-w, --weight のところ) をご確認ください。

以上です。



2010/02/02 10:57, 稲垣 wrote:
> お世話になっております。
> 稲垣です。
> 
> /etc/ha.d/ldirecotord.cfファイルの設定をいじらずに
> ipvsadmコマンドでバーチャルサービス、リアルサービスの
> 有効無効を制御したいと考えております。
> 
> そういった場合は、バーチャルサービス、リアルサービスを
> 削除する方法がいいのでしょうか?
> 
> それとも、バーチャルサービス、リアルサービスを残したまま
> 文字通り「有効・無効」に切り替えることはできるでしょうか?
> 
> 以上、宜しくお願い致します。





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