[Ultramonkey-l7-users 271] Re: sslproxyを利用したセッションの維持に関して

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takat****@fujim***** takat****@fujim*****
2010年 1月 13日 (水) 11:44:29 JST


竹林様

西村です。
ご返信ありがとうございます。

sslproxyをリアルサーバ数分用意することで、
振り分けが行われることを確認しました。

>                                                _        
>   [ client ] - 「 UM-L7(IP module) -- sslproxy  l - RS#1
>                 L                  `- sslproxy _| - RS#2

ありがとうございました。

またMLのアーカイブにて、
cookieパーシステンスhashモジュール(chash)についての言及がありましたが、
その他cookieパーシステンスの機能に関しても再実装の時期は未定でしょうか?


----- Original Message -----
> 竹林です.
> 
>   返信が遅れすみません.
>   
> > 現在以下のような構成で検証を行っております。
> > 
> > sslproxy
> > |
> > ultramonkey-l7(1台)
> > |
> > realserver(httpd 2台)
> > 
> > sslproxyは後から追加という形にしたのですが、
> > クライアントからリクエストが来た際にソースIPアドレスがsslproxyのもの
にな
> > ってしまうため、
> > IPモジュールがセッション維持の目的では利用できなくなってしまいました。
> > 
> > 上記の構成で同一セッションを、
> > 同一のrealserverに振り分けを行うことは可能でしょうか。
> 
>   sslproxy を挟んだ状態で IP モジュールによるパーシステンスは
> 実現できません.
> 
>   理由は西村さんがご指摘のとおり,IP モジュールからみた
> ソース IP アドレスが sslproxy のものとなってしまうためです.
> 
>   transparent proxy として動作することはできないのです・・・
> 
> 
>   代替案として,最初に IP モジュールで負荷分散して
> sslproxy に振り分ける方法はいかがでしょうか.
> 
>   手元に試せる環境がないのでこの方法で実現できるかは
> 確証を持てませんが,ソフトウェアスタック上は実現可能と考えます.
> 
> 
>   ・UM-L7 で IP モジュールを用いて負荷分散する(ここでは HTTPS)
>   
>   ・負荷分散先リアルサーバとして sslproxy を指定する
>     sslproxy は,ポート番号をかえるなどして実在する
>     リアルサーバの分だけ立ち上げる
>   
>   ・sslproxy の target endpoint として,実在するリアルサーバを
>     指定する
>   
>                                                _        
>   [ client ] - 「 UM-L7(IP module) -- sslproxy  l - RS#1
>                 L                  `- sslproxy _| - RS#2
> 
>   ただし,この方式の弊害として,X-Forwarded-For を用いてクライアントの
> IP アドレスをリアルサーバ上に記録することができません.
> # IP モジュール通過時は HTTPS であり,HTTP ヘッダを書き換えられないた
め
>   
> 
>   以上,ご確認ください.
>   
> -----------------------------------------------------------
> Shinya TAKEBAYASHI 
> 
> E-mail: takeb****@oss*****
> GPG ID: E2695938
> GPG FP: 0412 40A9 B385 17EB 1E49  D2D2 DECA 8DE1 E269 5938
> -----------------------------------------------------------
> 
> 





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