nakai norihisa
nakai****@yes*****
2007年 8月 13日 (月) 18:05:38 JST
竹林様 中居です。 お世話になっております。 > 性能に与える影響の理由として納得しましたが,sync_session を > 取り除く事によって,冗長化構成(ACT-STANDBY)を組んだ場合の > セッションのレプリケートが出来なくなくなります. > フェイルオーバ時のセッション救済について,代替案をお持ちでしょうか. > # chash くらいしかレプリケートの必要な機能はない・・・とか・・・. > ## 世間一般では cinsert が多いのかな・・・とも思いますが. ACT-SBY構成時の同期機能の代替案を用意しております。 > それともう一点. > 今回投げていただいたパッチによってセッション同期が無効になりますが, > 中居さんのメール中では「検討している」となっているので,今後も永続的に > セッション同期をなくすつもりはない,つまり,今回で沈めるという訳ではない > と考えて良いですか. 上記のように今回は無効になりますが、永続的になくすわけではありません。 基本的に0.6.0で入っている機能につきましてはすべて実装すべきと考えており ます。 現在syncの方式変更については資料としてまとめていますが、 ポイントを抜き出しますと 1) 現状ではプロトコルモジュールとl7syncでsync機能を構成しているが、 同期 機構と言う性格上プロトコルモジュールが直接l7syncdとやり取りするのではな く、l7vsdのフレームワークが提供すべき機能と思われる。 2)UDPパケットを利用してデータの同期を行っているが、パケットサイズと同期 すべきデータ量が同期しているように見えない。計算上、chashで同期すべき データ量は最低MTU以上になり、最低MTU以上になった場合にはパケット分割が発 生する。この場合に順序性やパケットロストが発生するが、パケットロスト及び パケット整列の機能はモジュール別ではなく、フレームワークとして提供すべき である。 上記ポイントを抜き出した方式を次回のメールて説明させていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。