KEXのClient Secretの記録
KEXで生成したClient Secretを記録しておく機能。
Wireshark 4.0ではClient Secretの情報があればSSH通信の解析/復号が可能になったので、デバッグ等に便利かもしれない。
この機能はSSHの前方秘匿性を破る事につながるので、取り扱いは注意が必要。
ただし、通信内容自体はこの機能を使わなくてもログ等で保存可能であり、この機能で新たに解析が可能になるのはSSHのプロトコルレベルでの情報のみとなる。
悪用を防ぐ為の対策として、以下を検討する。
r10247, r10248, r10249, r10250 で仮実装。取り合えずはデバッグビルト時のみ有効としている。
ログファイルは AppData\Local\teraterm5 に保存するようになりました(#43507)が、私の手元では AppData\Roaming\teraterm5 に保存されるようです。
すみません、問題には気付いていて手元では直していたのですが、関連する別の問題が有ってコミットしていませんでした。
とりあえず気付いている問題の内、修正出来ている部分をコミットしました (r10254)
確認しました。ありがとうございます。
KEXで生成したClient Secretを記録しておく機能。
Wireshark 4.0ではClient Secretの情報があればSSH通信の解析/復号が可能になったので、デバッグ等に便利かもしれない。
セキュリティ考察
この機能はSSHの前方秘匿性を破る事につながるので、取り扱いは注意が必要。
ただし、通信内容自体はこの機能を使わなくてもログ等で保存可能であり、この機能で新たに解析が可能になるのはSSHのプロトコルレベルでの情報のみとなる。
悪用を防ぐ為の対策として、以下を検討する。