リリース3.1.0を公開しました。大きな変更点は
- ソースコードからVisualDSP++由来のコードを取り除いた
- gdbでのデバッグ用にMMRの定義を追加した
- ホストのg++ 4.3に対応した
- E!kit-BF533システム依存部を追加した
の3点です。
VisualDSP++からはdef_bfxxx.hおよびcdef_bfxxx.hを持ってきて使っていました。これについてはライセンスが不透明でしたのでコードツリーから削除しました。
MMRは mmrIMASK mmrSIC_IMASKなどとしてgdbから参照できます。
また、コンフィグレータが g++ 4.3に対応して居らず、ubuntu linux 9.04でコンフィグレータのビルドに失敗していましたが、これを修正しました。
なお、今回対応したチケットは以下のとおりです
http://sourceforge.jp/projects/toppersjsp4bf/ticket/
*チケット
#17551 E!Kit BF533への対応
*チケット
#17210 g++ 4.3でコンフィグレータをビルド出来ない
*チケット
#17065 BF537でvxget_timが正常動作しない
*チケット
#17557 コールド・ブート時に再起動する
*チケット
#17559 start.Sのインクルードファイル名が違う
*チケット
#17560 gdbで使えるレジスタ定義がほしい
*チケット
#17761 def_xxxx.hを排除する