Tetsuo Handa
pengu****@I-lov*****
2017年 12月 25日 (月) 23:10:45 JST
熊猫です。 RHEL 7 が AArch64 アーキテクチャをサポートするようになったため、 AArch64 アーキテクチャ向けの推測ロジックを AKARI と CaitSith に追加しました。また、 Linux 4.15 では修飾指定の無い %p フォーマットにより表示されるアドレスに対して ハッシュ計算によるマスキングが自動的に行われるようになるため、現状の手順である 推測したシンボルのアドレスを System.map と照合することができなくなります。 0x%lx や %px という指定に変更することも可能ですが、これを機に、推測した シンボルのアドレスを表示しないように変更することに決めました。そして、 関数のアドレスと security_hook_heads オブジェクトのアドレスについては自動で 照合するように推測ロジックを修正しました。これにより、 Linux 4.2 以降で akari_test.ko または caitsith_test.ko をロードする場合、手動で照合すべき シンボルは無くなる筈です。 最新版は以下のファイルです。 ccs-patch-1.8.5-20171111.tar.gz MD5:dddd09af1377c72da5bd5cf230c9a24b akari-1.0.37-20171225.tar.gz MD5:99992ce7c7e4501da62333dc770d29be caitsith-patch-0.2-20171225.tar.gz MD5:ddddbb52b72d6bb10ad6d5283b5a5057 来年は「カードキャプターさくら」の年ですねぇ。\(^O^)/