Toshiharu Harada
harad****@nttda*****
2010年 10月 15日 (金) 12:19:53 JST
情報処理学会の会誌、「情報処理」Vol.51 No.10にLinuxのセキュリティ機能の 特集が掲載されています。 http://fw8.bookpark.ne.jp/cm/ipsj/mokuji.asp?category1=Magazine&vol=51&no=10 0.編集にあたって (杉田由美子・須崎有康) 1.OSへのセキュリティ脅威とLinuxの強制アクセス制御 (海外浩平) 2.SELinuxのアーキテクチャとアクセス制御モデル (海外浩平) 3.セキュリティポリシー設定簡易化手法 (中村雄一・山内利宏) 4.ラベルに基づくセキュリティの限界とその補完 TOMOYO Linuxの設計思想と試み (原田季栄・半田哲夫) 5.高信頼を実現するLinuxの新しい機能 (宗藤誠治・須崎有康) 6.Google Chrome OSの構成から見るセキュリティ対策 (天野光隆) 会員以外の方は、記事の「立ち読み」が可能で、気にいった記事が あれば購入もできます(4の記事は735円です)。もちろん、 これを機会に会員になるというのもありです。(^_^) http://www.ipsj.or.jp/06mem/nyukai/nyukai.html TOMOYOに関する記事については、下記のスライドに近い内容です。 http://www.slideshare.net/haradats/the-role-of-pathname-based-access-control-in-security-5189438 この記事は半田さんが「これだけは是非主張しておきたい」という内容を 中心に書かれており、TOMOYOの考え方や目指しているものを 理解する上で参考にしていただけるのではないかと思います。 大変充実した特集であり、読み応えがあります。私自身も これから他の方が書かれた記事を読むのが楽しみです。 -- 原田季栄 (Toshiharu Harada) harad****@nttda*****