Toshiharu Harada
harad****@nttda*****
2008年 6月 4日 (水) 13:18:19 JST
On 6/4/2008 9:24 AM, t-narabu wrote: >> 残念ながらその論理はLKMLでは通用しないのです(通用しませんでした)。 >> 特にAppAmorのCrispinはかなりぼこぼこに言われていて、 >> 昔のメッセージを探すと見つかります。このごろちょっとわかってきましたが、 >> 採用や判断の基準がちょっと常識的な考え方から外れているのです。 > →LKMLが某MSに近い考えになってきている気がするのは私だけでしょうか。 > 昔は「良い物は取り入れよう。」的な雰囲気を感じていたのですが、 > 最近は「これが正しいと考えてるんだから、これ使え。」的な感じがします。 > #私の思いこみ? 私の場合、Linuxを見始めたのはTOMOYOが始まってからで短いですし、 見ている範囲も極端に狭いので(笑)、ちょっとよくわかりませんが CELFの勉強会(Jamboree)などで、ソニー上田さん、NEC池田さんなどの 先達の方々に意見を聞かれると参考になるのではないかと思います。 ちょうど次回7/4の案内を受け取ったところなのでご紹介します。 http://tree.celinuxforum.org/CelfPubWiki/JapanTechnicalJamboree21 > Linuxは誰の為か。を彼らに聞いてみたいですね。 ここで「彼ら」が誰かが問題です。 > #「俺達(開発してる人)の為」と言われたら、OpenSolarisでも始めようかなぁっと。。。 > 合議制の限界も感じます。 > やはり最後に誰かが決断する必要があると思います。 > Linusに期待するしかないのか。。。 自分が見ている狭い範囲、短い期間について言えば、Linusの発言は 絶対的な意味、決定権を持っているのはあきらかです。 LKMLという巨大なメーリングリストとメンテナと絶対的な王、その組み合わせで Linuxは発展してきたわけですが、そのモデルは勿論いつまでも 永遠に成立するものではありません。Kernel Summit 2007の記事には こんな記述がありました。Linuxはおそらく合議制の限界に 近づいています。 Linus noted that many people no longer read the linux-kernel mailing list. The traffic has reached a level where it is simply overwhelming. It was suggested that perhaps a separate list for bug reports is needed. Miklosのパッチについては、私は反対派の発言から、一種不穏な 雰囲気、態度を感じます。それがどこからくるのか知りたいです。 -- 原田季栄 (Toshiharu Harada) harad****@nttda*****