[Tomoyo-dev 130] Re: カーネルのコンパイルにチャレンジされたい方はいらっしゃいますか?

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Tetsuo Handa from-****@I-lov*****
2007年 5月 19日 (土) 10:06:34 JST


 熊猫です。

> 早速ですが、Wikiに掲載されたビルド手順に従い、FC5のTOMOYOカーネルをビル
> ドしてみました。
ありがとうございます。

> また、ccs-tools-1.4-i386-FC5.tar.gzにはkernel_testディレクトリがなかった
> ので、ccs-tools-1.4 -20070401.tar.gzからkernel_testだけを、
> /root/ccstool/にコピーしご紹介のあったテスト方法でのテストも行いました。
> 結果、BUGという行は得られませんでした。
はい、ユーザにとっては kernel_test ディレクトリ以下のプログラムは不要なので、
バイナリのツールパッケージからは除外してあります。
tar -zxf ccs-tools-1.4-20070401.tar.gz
make -sC ccstools/kernel_test/ all
でテスト用プログラムを作成できます。

> 質問ですが、
> 今回、Vmwareの仮想マシン上でビルドしましたが、問題ないですよね?あればご
> 指摘ください。
全く問題ありません。というか、熊猫の環境は全て VMware でやってます。

> 感想
> 手順も明確になっているし、ステップ数も多くないので1回やれば覚えると思い
> ます。
面倒なのは ccs-patch-\*.txt と kernel-\*.spec を作成する手順です。
難しい作業ではないのですが、どのように説明したらよいかが難しいです。(笑)

> 作業分担しても個々の負担は軽いのでは。
> この調子で他のディストリビューションでも試してみます。
 よろしくお願いします。

 たまに、 CONFIG_DEBUG_INFO=y になっている環境が
あるかもしれません( Ubuntu 7.04 ではそうなっていました)ので
deb パッケージをコンパイルする場合には make menuconfig の実行時に
Kernel hacking ---> Compile the kernel with debug info が選択されていないことを
確認しておくとよいと思います。
手作業で確認せずとも、 make menuconfig の実行後に以下のスクリプトを実行すれば
自動的に選択解除状態にできます。

sed -i -e "s/^CONFIG_DEBUG_INFO=.*/# CONFIG_DEBUG_INFO is not set/" -- .config




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