Tetsuo Handa
from-****@I-lov*****
2007年 5月 19日 (土) 10:06:34 JST
熊猫です。 > 早速ですが、Wikiに掲載されたビルド手順に従い、FC5のTOMOYOカーネルをビル > ドしてみました。 ありがとうございます。 > また、ccs-tools-1.4-i386-FC5.tar.gzにはkernel_testディレクトリがなかった > ので、ccs-tools-1.4 -20070401.tar.gzからkernel_testだけを、 > /root/ccstool/にコピーしご紹介のあったテスト方法でのテストも行いました。 > 結果、BUGという行は得られませんでした。 はい、ユーザにとっては kernel_test ディレクトリ以下のプログラムは不要なので、 バイナリのツールパッケージからは除外してあります。 tar -zxf ccs-tools-1.4-20070401.tar.gz make -sC ccstools/kernel_test/ all でテスト用プログラムを作成できます。 > 質問ですが、 > 今回、Vmwareの仮想マシン上でビルドしましたが、問題ないですよね?あればご > 指摘ください。 全く問題ありません。というか、熊猫の環境は全て VMware でやってます。 > 感想 > 手順も明確になっているし、ステップ数も多くないので1回やれば覚えると思い > ます。 面倒なのは ccs-patch-\*.txt と kernel-\*.spec を作成する手順です。 難しい作業ではないのですが、どのように説明したらよいかが難しいです。(笑) > 作業分担しても個々の負担は軽いのでは。 > この調子で他のディストリビューションでも試してみます。 よろしくお願いします。 たまに、 CONFIG_DEBUG_INFO=y になっている環境が あるかもしれません( Ubuntu 7.04 ではそうなっていました)ので deb パッケージをコンパイルする場合には make menuconfig の実行時に Kernel hacking ---> Compile the kernel with debug info が選択されていないことを 確認しておくとよいと思います。 手作業で確認せずとも、 make menuconfig の実行後に以下のスクリプトを実行すれば 自動的に選択解除状態にできます。 sed -i -e "s/^CONFIG_DEBUG_INFO=.*/# CONFIG_DEBUG_INFO is not set/" -- .config