[Tomoyo-dev 349] Re: 開発会議について

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Kensuke Nezu nez****@samba*****
2007年 7月 23日 (月) 11:27:09 JST


根津です。

#会議に参加できない人の意見も集約する意味で、MLでコメントします。

On 2007年  7月 23日 (月) 10:36, Kentaro Takeda wrote:
>> ・今後の機能拡張の方向について
>> ・ノキアからの要望への対応
>> ・独自機能
>> ・ 1.4.x では使えるが現状のLSM仕様では使えない機能の扱い
> 今後1.xと2.xをどのように開発していくのか、どちらに軸足を置くのかが、
> 今後の方向として一番議論すべきことだと思います。選択肢としては、
> ・現状どおり2系統の開発を続ける

原田さんのコメントではないですが、開発要員の規模を考えると、これは
テスト工数を無駄に食うだけですね。

> ・1.x系をテストベッドとし、2.x系に取り込む(FedoraとRHELのように)

これもテスト工数が(プロダクションリリース的には)2倍になりますね。

> ・1.x系はフリーズして完全に2.x系に注力する
> くらいでしょうか。

やはりこれしかないと思うのですが・・・。

> 07/07/22 に Tetsuo Handa<from-****@i-lov*****> さんは書きまし
> た:
>> ・メインラインへのマージを目指す活動について
>> ・ SELinux または AppArmor と協力するのかどうか

これは、TOMOYOのセキュリティモデルの抽象化を行わないと
少なくともSELINUXとは論議を戦わすことは難しいかもしれません。

>> ・保守体制について
>> ・バージョン体系の変更( 1.4.x の間は仕様変更を行わない)
>> ・ディストリビュータ用カーネルのパッチ作成はコミュニティで行いたい
>> ・導入支援と障害解析は企業としてサポートしたい

メインラインに取り込むまでは、誰も一切、保障、支援がない状態と
考えるべきでは?
少なくともパッチ作成をコミュニティで行う時点で、「サポート」は
できない(だって保障できないですからね)と思うのですが・・・。

>> ・バイナリパッケージ配布で使う yum/apt レポジトリの運用について
>> ・ディスクスペースの確保(LSM化してもバイナリパッケージの用意が必要)
>> ・ドメインの取得

ここまでは、コミュニティベースでやった方がいいと思うので、よければ
私がドメイン取ります。リポジトリについては、マスターサイトだけ用意
しておいて、あとは、RING Server Projectその他にミラーしてもらって
負荷分散できればいいと思います。

>> ・パッケージ名の変更

既存のパッケージとConflictしないパッケージ名にすべきですね。

>> ・デジタル署名の付与

リポジトリで配布するなら、GPGで署名するべきです。

>> ・NTTデータとして承認したバージョン/承認していないバージョンという区別をするのかどうか

保障がない上に、コミュニティでバイナリ作成しますし、そもそもオープンソース
でforkだって自由なんですから、「NTTデータの承認」は何の関係もありません。

#NTTデータ社内では、きっと「承認されていないリリース」はありえないみたい
#ですから、NTTデータ社内からのリリースは「承認されたバージョン」しかない
#んでしょうが・・・。

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根津 研介 日本Sambaユーザ会/NTTデータ先端技術(株)
Microsoft MVP for Windows Security(Apr 2005 - Mar 2008)
802.11セキュリティサイト:http://www.famm.jp/wireless
 ※「SELinuxシステム管理―セキュアOSの基礎と運用」
    http://www.oreilly.co.jp/books/4873112257/
 ※「実用SSH第2版−セキュアシェル徹底活用ガイド」
    http://www.oreilly.co.jp/books/4873112877/




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