TestLink1.8.5 / 1.9.3 CAS (SSO) パッチ
こんにちは、SundayWalkerです。
以前、TestLink1.8.5 と 1.9.3用のパッチを紹介しましたが、最新(12.0等)のFireFoxではログインできなくなってしまいましたので、その対策版を作成しました。さらに、Single Sign Outに対応しました。
以前からTestLinkとRedmineは、非常に良いツールと思っており、2つのツールの連携がより強化できると良いと考えておりました。
TestLink 1.8.5 / 1.9.3とRedmine 1.2.0のCASを使用したSingle Sign Onを行い連携するための設定手順を示します。
Redmine1.2.0が公開され、このバージョンからパスワードにSaltを使用するようになったため、以前紹介したCASの設定手順を変更する必要が発生しました。 また、以前の手順には記載漏れがありました。 今回は、XAMPPなども新規にインストールしなおしたので、その手順も含めて記載します。 インストールするソフトのバージョンの組み合わせでうまく動作しない場合もあったので、バージョンなどがわかるようにファイル名を明示するようにしました。
CASでRedmineのDBのユーザ情報をもとに認証を行えるように設定しています。
手順中のlocalhostの部分は適切なホスト名に変更ください。 また、セキュリティ上はCASサーバはSSLを使用するのが良いのですが、簡単のため暗号化せずにhttpとしています。
Windows 7 64bit OSにて作業をしたため、32bitアプリケーションのインストールフォルダが C:\Program Files (x86) フォルダ以下になっていますが、 32bit OSの場合は C:\Program Files フォルダ以下になると思われますので、読み替えてください。 64bit OSの場合でも、xamppなどの中心になるアプリケーションが32bitなので、ほかのアプリケーションも32bitとしたほうが動作しないなどの問題を起こしにくいようです。
手順 testlink-CAS20120605.txt TestLink 1.8.5用パッチ testlink-1.8.5-CAS-3.1.patch TestLink 1.8.5用変更ファイル testlink-1.8.5-CAS-3.1-diff.zip TestLink 1.9.3用パッチ testlink-1.9.3-CAS-3.patch TestLink 1.9.3用変更ファイル testlink-1.9.3-CAS-3-diff.zip 操作画面 (1) testlink-cas-01.png Webブラウザで http://localhost/testlink/ にアクセスした時の画面 (2) testlink-cas-02.png IDとパスワードを入力後の画面 (3) testlink-cas-03.png Webブラウザで http://localhost/redmine/ にアクセスした時の画面 (4) testlink-cas-04.png work1プロジェクトを選択し、Testlinkタブをクリックした時の画面 (5) testlink-cas-04.png Webブラウザで http://localhost/testlink/ にアクセスし、Logoutをクリックした時の画面
いつもありがとうございます! all-in-one パッケージとかに取り込まないといけませんね。
こんにちは、SundayWalkerです。
以前、TestLink1.8.5 と 1.9.3用のパッチを紹介しましたが、最新(12.0等)のFireFoxではログインできなくなってしまいましたので、その対策版を作成しました。さらに、Single Sign Outに対応しました。
以前からTestLinkとRedmineは、非常に良いツールと思っており、2つのツールの連携がより強化できると良いと考えておりました。
TestLink 1.8.5 / 1.9.3とRedmine 1.2.0のCASを使用したSingle Sign Onを行い連携するための設定手順を示します。
Redmine1.2.0が公開され、このバージョンからパスワードにSaltを使用するようになったため、以前紹介したCASの設定手順を変更する必要が発生しました。 また、以前の手順には記載漏れがありました。 今回は、XAMPPなども新規にインストールしなおしたので、その手順も含めて記載します。 インストールするソフトのバージョンの組み合わせでうまく動作しない場合もあったので、バージョンなどがわかるようにファイル名を明示するようにしました。
CASでRedmineのDBのユーザ情報をもとに認証を行えるように設定しています。
手順中のlocalhostの部分は適切なホスト名に変更ください。 また、セキュリティ上はCASサーバはSSLを使用するのが良いのですが、簡単のため暗号化せずにhttpとしています。
Windows 7 64bit OSにて作業をしたため、32bitアプリケーションのインストールフォルダが C:\Program Files (x86) フォルダ以下になっていますが、 32bit OSの場合は C:\Program Files フォルダ以下になると思われますので、読み替えてください。 64bit OSの場合でも、xamppなどの中心になるアプリケーションが32bitなので、ほかのアプリケーションも32bitとしたほうが動作しないなどの問題を起こしにくいようです。