PC-88VA用のソフトウェアをWindows上で実行するエミュレータです。
使用前に添付のreadme.txtとヘルプを参照してください。
現状での主な未対応部分は以下のとおり。
・マウス未実装
・マルチプレーンモード未実装→98用を移植したタイプのソフトは動作せず。
・BASICの数値演算で不具合
・SGPの実装は限定的(BASICの描画命令で対応できないもの多数)
r051126
FDC/FDD:
・読み込み速度を実機に近づけた。
・FDCタイマーを実装
→「OLTEUS」ボス面の表示がほぼ正常に
SGP:
・BITBLTでLOGICAL-OPのS XOR D を実装
→「OLTEUS」の表示正常化
グラフィック:
・奇数アドレスにバイト単位で書き込んだ場合のLU出力ライト動作が
誤っていたのを修正。
・ポート200h-27fhからの入力を実装
・DSH(フレームバッファの高さ)が0のときにフレームバッファが表示
されてしまう問題を修正
→「OLTEUS」の表示正常化
その他:
・どこでもセーブ対応 (ヘルプの「非公開機能」参照)
・IOバンクメモリが利用できなかったのを修正。
・IOバンクメモリのサイズとI/Oポートアドレスのカスタマイズを可
能に。
Tool Window:
・マウスカーソルがツールウィンドウの上に来たらファイルリスト、
ボタンを表示するように変更。
r051002
SGP: メモリアクセス時にCPUをウェイトさせるよう変更
→SGPによる転送と転送元のCPUによる変更が並列実行されるケース
での動作の正常化(「ハティの空で」ステージクリア時画面)
システムポート:
ポート32h bit7(SINTM サウンド割り込みマスク)実装
→「ハティの空で」ジョイスティック読み取り正常化
YM-2608:
・レジスタ10Eh (DAC DATA)に出力された場合、EOSフラグを1にする。
→DA変換機能使用時のハングアップ回避 (「Star Dust Magic」)
・タイマーが、オーバーフロー後停止していたのを修正し、プリセッ
ト値をロードして自動的に再起動
→BGMのテンポの正常化
Tool Window:
・スキン変更
・ツールウィンドウがアクティブになった場合のみファイルリスト、
ボタンを表示する機能を追加
Debug controller:
新規 (ブレークポイント機能)
r050806
CPU: V30モード時の実行クロック数を変更(未完)
SGP: 8,16bit/pixel対応
グラフィック:
・垂直ラップアラウンド 実装
・表示禁止 実装
・8bit/pixel(直接色指定), 16bit/pixel対応
テキスト:
・表示禁止実装
・テキスト画面フレームバッファの表示開始位置と幅に対応
・若干の高速化: bitmap変換時に、空白(00hまたは20h)だったら処理
をスキップ
TSP: コマンド88h(EXIT), 84h(SPRDEF)実装
→初代VAデモの球/円柱/円錐アニメが表示されない問題を解決
キーボード:
・キー↑,→,フルキーの8,9がポート00h〜0Ehの間違ったポイントに
マップされていたのを修正
・キーをジョイパッドとして使う機能([Device]-[Keyboard]-
[JoyKey-1])を実装
YM2608: ウェイトの挿入タイミングを変更
システムポート(032h):
読み書きのみ対応(サウンド割り込みマスクなど本来の機能は未実装)
→初代VAデモハングアップ回避
漢字CGポート:
読み出しのみ実装
スプラッシュスクリーン変更
アイコン変更
about画面内容変更
r050626
CPU: V30モード時の実行クロック数を変更(未完)
SGP: BITBLT 神羅万象対応
実行クロック数を意識したタイミング制御
FDD: 2DD対応
グラフィック:
・GVRAM拡張アクセス シングルプレーンモードのみ実装
・グラフィック画面1画面モード時にC0000h〜のGVRAMが表示できない
問題を修正
・スクリーンマスク 実装
GVRAM: ウェイト調整
I/O: ウェイト挿入(2clock)
YM2608: OUT時ウェイト挿入(20μsec)
r050516
SGP: 新規(BITBLTの一部のみ)
CPU:
CLR1, SET1 修正
TEST1 ea16, i4 追加
→ 神羅万象のゲーム開始直後のハングアップ解決
DMA:
ポート180h DMA転送時のシステムメモリエリアバンク指定実装
→ スプライトパターンが正常に読み込めない問題の解決
FDサブシステム:
コマンド00h直後のディスクモードを01h(1D/2D)に変更
→ 初代VAのROMによる起動が可能
コマンド26h(インテリジェントモードへの移行)
キー:
[Device]-[Keyboard]よりF12に全角キーを割り当て可能
DebugUtility:
DumpSegmentでの各メモリエリアバンクの直接指定
Video(VA)での画面マスク、画面合成、バックドロップカラーの表示
r050503
グラフィック:
シングルプレーン4bit/pixel 表示
画面制御:
優先順位の指定(COMPOSE)
バックドロップカラー
透明色の指定
キー:
ポート1C1hから読み出さないとキーマトリクス(ポート00h〜0Eh)が
更新されない問題を修正。
DebugUtility(Video(88VA)): 新規
DebugUtility(Unassemble):
任意セグメント指定([Edit]-[Enter Address])
r050424
CPU: add4s, sub4s, repc+scasb 実装
→BASIC起動, EDIT動作可
DebugUtility(dump segment):
hexに対応する文字も表示
任意セグメント指定([Edit]-[Enter Address])
r050409
初公開