NOODLYBOX プロジェクト Wiki

自宅サーバでRedmineの運用を始めました。電子回路関係の話をコツコツ追加していく予定です。

新規リリースの有無はRSS Feedをブラウザに食べさせておけばすぐわかるのでお勧めです。

別プロジェクトPorted tools for HDLで、MinGWビルド版のIcarus Verilogと、Cygwinビルド版のGHDLを配布していますので、そちらもあわせて利用ください。

これは何？

• どんな問題が解決できるのか？

NOODLYBOXとは、「マイコン*1に繋がれて動作するFPGAの検証を行うための、プロセッサもどき」です。詳細に述べると、

1. プリント基板上にマイコンとFPGAが搭載されている。
2. マイコンとFPGAの間の接続形式はSRAMインタフェースである。
3. FPGAはVHDLまたはVerilogでコーディングしている。
4. Windows上でModelSIMまたはISE Simulatorを使用可能である。

という条件をすべて満たす場合に、NOODLYBOXはHDLシミュレータ上でマイコンの代役を務められます。

将来的に、SoC内部バス(Wishbone)への対応もするつもりです*2。

バグ

• 既知のバグは、トラッカー：バグで知ることができます。
• 未知のバグは、...たくさんあると思いますので、トラッカー：バグに新規登録をしていただけると助かります。

質問などは

• フォーラム-ヘルプ で受け付けるようにしてみました。
• 回答するかどうか、および、回答が正しいかどうかは無保証です。過度の期待はしないでください。

各種解説

• InstallHowto -- インストールの仕方
• InstSupport -- rubyやgtkwaveを、簡単な手順でインストールする
• UseHowto -- 使い方を、サンプルを使って解説
• IntroduceHowto -- 既存のプロジェクトに導入する方法
• ReferenceMaterials -- 参考にしたWebサイトと書籍
• GuideOfFiles -- ファイルひとつごとの解説
• TechnologyGuide -- 技術解説
• TkTest -- ModelSIMのTkでLED表示してみる
• RegressionTest -- regression.shについての解説
• ImplementationByDpi -- NOODLYBOX DPI-C実装版
• ImplementationByPipe -- NOODLYBOX 名前付きパイプ実装版
• DifferenceOfSamples -- sampleごとの相違点
• FrequentlyAskedQuestions --- うまくいかないとき、何とかなるかも
• GtkWave --- 波形ビューワ Icarus Verilogの出力を見るために使う
• MakingMakefile --- makefileの作り方メモ
• AddNewProcessor --- 新たなプロセッサに対応させる方法
• PicoBlaze --- XilinxのFPGAで使用できる8bitプロセッサの研究
• ZylinCpu --- オープンソースの32bitプロセッサ ZPU の研究
• IseSimulator --- ModelSIM XEが使えなくなったのでIse Simulatorで何とかするための研究
• NboxUtil --- NOODLYBOXから派生させたツール nbox_util の使い方
• MsysAndCygwin --- MsysとCygwinを両方インストールしているときに便利な技
• OtherTips --- テキトーに考えた小技
• TimingChartViewer --- テキストファイルに書いた波形を表示、PNG画像化
• VhdlReference --- 型変換方法などのまとめ
• IseSimHowto -- ISE Simulatorの使い方
• Td4Vhdl -- 書籍「CPUの創りかた」のCPUをVHDLで実装してみた。
• StateMachineVerilog -- ステートマシンの書き方 Verilog HDL編
• StateMachineVhdl -- ステートマシンの書き方 VHDL編

• 以下はPorted tools for HDLに移動しました。
  • MinGWでIcarus Verilogをビルドしようという試み
  • CygwinでGHDLをビルドしようという試み

特徴

• FPGAの検証用プログラムをCで記述できます。
• Cで書いた部分はネイティブ(i386用という意味)にコンパイルされるので、やたらと高速です。
• 検証用プログラムを、少しの修正*3だけで実機用にコンパイルできます。
• VHDL/Verilog HDL部分はブラックボックスに近いスカスカさなので、HDLシミュレータの実行行数制限にほとんど影響を与えません。
• オープンソース(修正BSDライセンス)です。TclとC(++)とVHDLとVerilog HDLで記述されています。
• 面倒な部分はTclとmakeとrubyで自動化しています。

最新版を得るには？

svn checkout http://svn.sourceforge.jp/svnroot/noodlybox

どこがどう変わったかを見るには？

その他

• DevelopmentDiary -- 開発日誌 NOODLYBOXがうまく動かないときのヒントになるかも
• ToDo -- 作者用のやることリスト(閲覧はご自由にどうぞ)
• InitialTemplate -- 初期テンプレートの退避場所
• CodingRule -- コーディング規則 自分自身、従っていないところも多々あります
• CommutingAndComputing -- 通勤電車で開発作業
• SandBox -- Flash実験用 お砂場
• TracOnDebian -- Debian6.0.4にtracを入れて運用

1. *1対応済みなのはSH4だけですが、コンフィグレーションファイルを自作すれば他のマイコンにも対応できます。
2. *2本業が忙しいのでなかなか進みませんが
3. *3シミュレータを操作する関数呼び出しをコメントアウトするなどが必要です。