Shinji Kashihara
kashi****@gmail*****
2008年 2月 11日 (月) 15:30:41 JST
MergeDoc Project かしはらです。 いがぴょんさんの blancoEclipseBabel、図入りになってますね! http://www.igapyon.jp/blanco/blancoeclipsebabel.html じゃ、真似して私のとこも図入りで説明を :) blancoEclipseBabel にリンクも張りました。 http://mergedoc.sourceforge.jp/ 今回の話で、Pleiades の動的について誤解がある気がするのと Pleiades を仕組みを見ていただく必要性を感じたので色々書きました。 また、下記のような思いがありました。 ●プラグイン日本語化プラグインって EclipseWiki http://eclipsewiki.net/eclipse/?%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3%C6%FC%CB%DC%B8%EC%B2%BD%A5%D7%A5%E9%A5%B0%A5%A4%A5%F3 当初、プラグイン日本語化プラグインというワケ分からん呼び方を していたのは、初心者の方に抵抗無く使ってもらいたいという思いです。 最近です。周りがそう言うので AOP とか動的とか記載するようになりました。 そもそもプラグインぢゃないですしね。 ●動的や静的について 3, 4 年前、Eclipse 3.0 リリースの頃、IBM 殿の提供に 遅延があったこともあり、言語パックの静的ジェネレーターを書いて 言語パックを配布していました。 ジェネレーターのコードはどっかにいっちゃってありませんが、 それも既に辞書式 (2,500 語) でした。 その辞書も今の Pleiades に入っています。 3.1 リリース時、matobaa さん主導で、静的ジェネレーターが 配布されました。かなり多くの方が協力されたと思います。 この時、実は 3.0 時のジェネレーターを流用すれば良かったのですが、 コミュニティーって、どう動くのか、少し距離を置いて見ていました。 この時に、やる事は単純 (悪い意味ではありません) で、 かつ、静的ジェネレーターがあるにもかかわらず、 たくさんの人手がかかるのか? と思っていました。 # もちろん、matobaa さんの静的ジェネレーターはの出来は良く # また強いリーダーシップで、たくさんの方の協力もあり # すばらしいものでした。 丁度、この頃、趣味がてら Java5 のjavaagent を使って 今の Seaasar の S2Dao のようなものを適当に作ってたので 翻訳も静的な生成に加え、これを使って動的にすれば楽かなーと、 作ったものが Pleiades でした。 静的と動的、長所・短所があるのでバランス良く組み合わせると。 ●物事の本質について ところで、動的であろうが静的であろうが、自動生成なんて 昔からあります。でも動的は問題発生時に分かりにくいとか 静的は自動でも事前に作らないとだめとか、何も変わってません。 どっちが良い悪いとかではなく、どちらにしても自動で出来るなら 元からそれを利用する仕組み自体に無駄があるんだと思います。 2 年くらい前、Struts を拡張したフレームワークを作って業務で 使いました。時間もなく 3 日ほどで作ったものですが、DTO は フィールドだけでアクセッサがなく、Map インタフェースを持ち JSTL からは get メソッドのようにアクセス可能、かつ EL の問題を 解消するためにデフォルトで HTML エスケープするものでした。 そうです。最近よくあるやつです。IDE などが持つアクセッサの 自動生成自体が無駄だと感じたからです。 こう考えると、BABEL でやらなけらばならない解が見えてくるような 気がします。AOP も使わず静的生成も最低限、かつ、人手もかからない、 今の言語パックの問題も無い、静的ジェネレーターの問題も、そして Pleiades ような問題も無い。 私が思う問題の本質は今の言語パックの仕組みです。 -- 柏原 真二 (かしはら しんじ) kashi****@gmail***** http://mergedoc.sourceforge.jp/