\inhibitglue や サイズ変更コマンド後の \lastbox
次のコードを走らせてみました:
%#!luajitlatex \documentclass{ltjsarticle} \begin{document} \hbox{\hbox{A}\inhibitglue\setbox0=\lastbox\typeout{\the\wd0}} \hbox{\hbox{A}\Large\setbox0=\lastbox\typeout{\the\wd0}} \end{document}
なお,現在の挙動にはすぐに説明がつきます:
どちらも現在のリストの最後の whatsit を追加してしまうため,\lastbox が それによって正しく動かなくなる,というわけです.
次のコードを走らせてみました:
(documentclass を jsarticle になおして)pLaTeX でタイプセットさせると どちらの \typeout も 7.50002 pt を出力しますが,LuaTeX-ja だと 0.0 pt になってしまいます.なお,現在の挙動にはすぐに説明がつきます:
どちらも現在のリストの最後の whatsit を追加してしまうため,\lastbox が それによって正しく動かなくなる,というわけです.