元木です。 自分の基本姿勢としては、以下で翻訳してきたつもりです。 ・基本的には、句点で終わらせて翻訳全体が読みやすいようであれば句点を採用 ・コロンで終わらせた方がわかりやすい場合はコロンを使う (コロンは半角) ・その上で文書全体を見て、どちらかで統一するかどうかを判断する 今回取りあげられている diff.1 のケースについては、 コロンを使う方に一票を入れておきます。 diff.1 を整形すると、以下に引用するように、 コロンで終わる行の以降に指定できるものが続きますが、 字下げが、コロンで終わる導入行よりも、リスト表記の方が少ないので、 どこが区切りかが非常に分かりにくくなっています。コロンで終わらせることで、 わずかですが、文脈を把握しやすくなるだろう、と考えています。 なお、このように整形されるのは、help2man で英語のマニュアルが作成される 過程に原因があり、 .IP と .TP の使い方が通常想定される使い方と違っているため なので、すぐには対処できないと思います。 ------ LETTER は、新しいグループ用に以下のものを用います。 古いグループ用には、それを小文字にしたものを用います: F 最初の行番号 L 最終の行番号 [...] %l 行内容、 ただし改行文字を除く %[-][WIDTH][.[PREC]]{doxX}n 入力行番号に対する printf 風の指定 GFMT, LFMT に共通して指定できるもの: %% % %c'C' 単一の文字 C %c'\OOO' 8 進数コード OOO の文字 C 文字 C (その他の文字は、 それ自身を表現する) -d, --minimal できるだけ小さな差分を見つけるようにします。 ------ On Fri, May 6, 2022 at 11:26 AM matsuand <michi****@gmail*****> wrote: > > matsuand です。 > > 直近の翻訳結果にて、以下を見つけました。 > manual/GNU_diffutils/draft/man1/diff.1 > https://github.com/matsuand/linuxjm/commit/8bd248d39f40d7edee6933847a1c829c40e31c3d#diff-ba13b61f1778d566141821b31e3585b9afb03c4f1f8a685ece56aea8d0636817 > > 旧: ~それを小文字にしたものを用います。 > 新: ~それを小文字にしたものを用います: > > 文末を、それまで matsuand は句点にしていたものを > 英原文に合わせて、コロンに修正されたようです。 > > これは私の流儀としては猛烈に反対します。 > コロンを文末に用いる記法は、日本語文章には > 本来存在しない(しなかった)と考えるためです。 > > 各位、ご検討ください。 > 参考リンク > 使っていますか:和文のコロン 執筆者:城野卯響子(翻訳校正者) > http://www.wayaku.jp/blog/?p=1222 > _______________________________________________ > linuxjm-discuss mailing list > linux****@lists***** > https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linuxjm-discuss