matsuand です。 「最後にします」といったような言を発しておきながら、 恐縮ですが、お伝え忘れていた点を返信します。 On Fri, Nov 19, 2021 at 6:40 AM K.Shirakata <argra****@ub32*****> wrote: > > 白方です。 ... > On 2021/11/10 13:39, matsuand wrote: > ... > > たとえ話をします。 > > 贈与税というものがあります。申告税です。 > > ... > > つまり「見られている感」を出すことで品質向上に繋げよう、 > ということですね。まあそういう面はあるかもしれません。 「そういう面はあるかもしれません」 と発言されたということは、 そのような発想を、当初はお感じになっておられなかったと いうことで、それが私の説明不足によるものか、あるいは・・・ と感じるところです。他メールにて異文化という語を用い られていましたが、これは業態が異文化、というよりも もっと属人的に、各人の経験や感覚によるところが大きい ものと想像します。 > ところで、現在の運用ではドラフトが出来たときにMLに流すことに > なっていて、ドラフトの内容がML購読者全員に届きます。 > 購読者がドラフトを読んでいるかは直接は分かりませんが、実際 > (ほとんど返信していない)私もたまに読んだりはしていますし、 > 現状ribbonさんは積極的に読んでくださっています。 > > さて、この運用で「見られている感」は十分に得られているのではないですか? > 追加の作業をする価値はありますか? これもまた、後出しジャンケンのようになりますが、 説明しておきます。まずは言葉使いの上での些細な指摘から。 「見られている感」は、十分に機能しているとは、とても言えない状況 と思います。したがってそこに追加の作業を、上乗せして付け加える ように表現なさっていますが、そこには実質、作業がなかったに 等しいと捉えているため、「上乗せ追加する作業」ではなく、 「新たに考える本質的作業」と捉えています。 そして 現状の「見られている感」が実現されている状況と、 私が提案していた、プロジェクト管理者チェックによって 実現されるであろう「見られている感」の、最大の違いは 何か。 「名前」です。 プロジェクト管理者「Aさん」、「Bさん」という名前です。 現状の「見られている感」では、不特定(?)多数の 無名の方が、任意に参加される作業なので、「名前」が 出てきません。ここで無名といっているのは、あらかじめ 誰と定まっていないことを表現しています。 これでおわかり頂けるでしょうか? 「XXXさんにご伝言をお願いします。これこれこうです。」 「わかりました。お伝えしておきます。」 「失礼ですが、お名前をお伺いしてよろしいですか?」 「私 YYY と申します。確かに承りました。」 YYY さんが、自分の名前を表に出すか出さないか で、作業の遂行度合いが大きく変わります。 チケット管理システムというものを利用されたことは ありますか? それもちょっと触れたことがあるという のではなく、深く管理業務に活用したことがあります か? という質問です。チケット管理システムの 大きな「キモ」の部分、私はそれは「担当者」という 属性であると思っています。つまり「名前」です。 チケットといえば、日常生活の上では、たとえば 新幹線のチケットとか飛行機の搭乗券のことで、 乗車、搭乗する権利を示す「証」のことです。 これがチケット管理システムになると、義務に 変わります。作業義務を負っている「証」となり それを保持している人が、その作業を遂行して いきます。チケット管理システムでは、バケツ リレーのようなこともできます。Aさんが作業したら 次はBさん、次はCさん、その時々で「名前」 を切り替えて作業を伝達していきます。 チケット管理システムを使っている、といっても 担当者に名前が入っていなかったら、たぶん チケット運用が出来ていないのであろうと、 疑いの目を向けます。GitHub の issue 管理 では、asignees、reviewers が相当します。 名前が入っていなくても、それを取り巻く 「人間系システム(=つまりは運用)」が確立 されていたら、回していけます。 長々なりました。以上です。