matsuand と申します。元木様、返信いただきありがとうございます。 > ここまでが経緯で、個人的な印象を述べると、「ですます調」の場合、形容詞で > 終わるときに少し違和感を感じます。例えば、「〜が小さい。」はしっくり来ますが、 > 「〜が小さいです」には違和感を感じます。 > 「です」は「だ」は丁寧語なので、「小さいだ」はおかしいですよね。 > この場面で「ですます調」と「である調」のどちらか一方を選べと言われたら、 > 自分だと「である調」を選びます。 > ここまでが一般論としての個人的の意見です。 「小さいだ」は仰るとおりオカしいですが、 正直申しますと、表現を尽くせばいろいろ表現できることですので、 「ですます調」をその部分だけ(?)で不採用にするのは残念に思います。 私は「ですます調」が **圧倒的に** わかりやすく親しみやすい文体であると 捉えているため、私はマニュアル類での「である調」は避けることを常としています。 > ある程度の統一感は大事だと思います。 > 既存の翻訳があるパッケージに対してであれば、既存のルールとあわせてください、 > ということになると思います。例えば、 LDP man-pages の翻訳で、一部が「である調」で > 一部が「ですます調」だというのは、一番避けるべきことだと思います。 > 一方で、新規のパッケージであれば、その中で「である調」「ですます調」が > 統一されていれば思っています。 > > 上記の指針は筋が通っているでしょうか? 統一感が大事という理由は、然るべく常に聞くところですが、 私はよくよく考えてみますに、誰にとっての統一感か、と疑念に思います。 これも正直申しまして、ユーザーにとっての統一感ではなく、編集サイドにとっての 統一感を重視しているものに思えます。 特定のマニュアルを読んでいて、その最中に「である調」「ですます調」が切り替わったり したら、これはユーザーも大いに違和感を感じるのは明らかです。しかしパッケージの中だけ では「である調」「ですます調」が統一されていれば、ユーザーは1つのマニュアルを読むだけ であり、横並びに読み進めていくことは普通はしません。統一感を気にするのは このようにユーザーではなく、編集サイドです。あっちでは「ですます」こっちでは「である」 と頭を切り替えて文章生成を行っていかなければならないため、混乱混同したりするからだ と思います。かつこれまでが「である調」であることから、「ですます調」はおそらく 分が悪いのでしょう.. 「ですます調」のマニュアルを一度読んだユーザーは、次に「である調」のマニュアルに 出会ったら、「今度のマニュアルは堅苦して読みにくいなぁ」と誰しもが感じるであろう ことは、たぶん容易に想像できると思っています(私だけですか?)。 お叱り覚悟で正直に申し上げますが、私は man ページすべてを「ですます調」に変えたい というくらいの勢いでご提案しています。その先陣として、近々に訳提案したいものを ご提示するにあたって、「ですます調」での訳文としたいという思いです。 私の思いを上のように表しました。 各位につきまして、どのように感じられるか、お聞かせください。 matsuand michio_matsuyama AT yahoo DOT co DOT jp