<STATUS> stat: RO ppkg: util-linux (2.35.2) page: chsh.1 date: 2020/10/12 mail: cyoic****@maple***** name: Chonan Yoichi </STATUS> 短いものなので、さっさと校了にしてしまいます。 「DESCRIPTION」の例の部分を次のように変更しました。 chsh supports non-local entries (kerberos, LDAP, etc.) if linked with libuser, otherwise use ypchsh, lchsh or any other implementation for non-local entries. chsh は、libuser ライブラリとリンクしていれば、ユーザアカウント情報が ローカルにない場合 (kerberos や LDAP などを使用している場合) にも対応す る。 リンクしていない場合は、ypchsh や lchsh のような、非ローカルなアカ ウント情報に対応している chsh の実装を使用すればよい。 これで間違っていないだろうか、通じるだろうかと、ちょっと不安ですけれど。 それから、「VALID SHELLS」セクションもかなり変えました。 chsh will accept the full pathname of any executable file on the system. The default behavior for non-root users is to accept only shells listed in the /etc/shells file, and issue a warning for root user. It can also be configured at compile-time to only issue a warning for all users. 前はこうでした。 chsh は、システム上のどんな実行ファイルのフルパス名でも受け入れる。 とは言え、root 以外のユーザに対するデフォルトの動作では、/etc/shells ファイルに登録されているシェルしか受け入れないことになっている。 /etc/shells に登録されていない実行ファイルを指定したのが root ユーザ だった場合には、それを受け入れて、/etc/shells にない旨の警告を出す。 コ ンパイル時の設定で、どんなユーザに対しても警告を出すだけすることもできる。 今度は (二番目のパラグラフだけ)、 もっと詳しく言うと、root 以外のユーザに対しては /etc/shells ファイルに 登録されているシェルしか受け入れないが、root ユーザが /etc/shells にな い実行ファイルを指定した場合には、それを受け入れて、/etc/shells に登録 されていない旨の警告を出すのが、デフォルトの動作である。なお、コンパイル時の 設定で、どんなユーザに対しても警告を出すだけすることもできる。 どちらにしろ、かなり補足をしています。でも、原文は説明不足だと思うのです。 なお、バージョン 2.34 の場合、マニュアルの説明が古いらしく、動作は上の ようになっています。 -- 長南洋一 -------------- next part -------------- テキスト形式以外の添付ファイルを保管しました... ファイル名: chsh-2.35.2-rel.tar.gz 型: application/octet-stream サイズ: 4148 バイト 説明: 無し URL: <https://lists.osdn.me/mailman/archives/linuxjm-discuss/attachments/20201012/bd37e5d9/attachment-0001.obj>