[Linux-ha-jp] Pacemakerのフェールオーバー後のノード組込みについて

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辻 真吾 tsuji****@ryobi*****
2022年 6月 3日 (金) 16:26:12 JST


初めて投稿させていただきます。
辻と申します。

DBサーバ(PostgreSQLレプリケーション構成)を
Pacemaker+Corosyncを使用してHAクラスタ構成としています。

クラスタ構成において、フェールオーバーを発生させて、
その後に、ダウンさせたノードの組込みを実施したところ、
組込みに失敗するという事象が発生しております。

初期状態のノードを以下の構成として、実施した手順を記載いたします。
  - マスターノード:ノード1
  - スレーブノード:ノード2

実施手順
 1. ノード1のpostgresプロセスをkill
 2. ノード2がマスターに昇格
 3. ノード1のpacemaker、corosyncをsystemctlで停止
 4. ノード1でテーブル空間のディレクトリ配下とPGDATAのディレクトリを削除
 5. ノード1でpg_basebackupを実施
    $ /usr/pgsql-14/bin/pg_basebackup -h <ノード2> -D $PGDATA -Xs -P -n
 6. ノード1のcorosync、pacemakerをsystemctlで起動
    → ここでノード1が"sync"状態になる想定ですが、
       実際には起動処理が実施された後に、
       停止状態に遷移してしまいます。※

  ※
  手順6の起動を実施した際に、RAのpgsqlでstart処理が二度呼ばれています。
  一度目のstartは正常終了していますが、二度目のstartが異常終了して、
  停止状態に遷移しています。

使用しているバージョンは以下の通りです。
corosync : 3.1.5-1
pacemaker: 2.1.0-8
pcs      : 0.10.10-4
PotgreSQL: 14.1

原因と対処方法などをご存じの方がおられましたら、ご教授ください。
よろしくお願いいたします。



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