[Linux-ha-jp] stonith-helperについて

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N.Miyamoto fj508****@aa*****
2011年 6月 18日 (土) 12:21:22 JST


山内さん

いつもコメントありがとうございます。
宮本です。

(3) については、指摘いただいた通り初歩的なミスでした。
誤記を修正することで回避できました。

(2) についてですが、動作条件だけではなく機能説明などが記載された下記URLの
ような説明がないかご存知ないでしょうか。

http://sourceforge.jp/projects/linux-ha/wiki/stonith-wrapper

また、N数構成(1:N運用待機)において、stonith-helperが設定していても実害は
ないように思いますがいかがでしょうか。

2ノードから3ノードや3ノードから2ノードへ構成変更する際にSTONITH設定の
手間を減らせないかと検討しています。

  no-quorum-policy="freeze"が前提。
  standby_check_commandはリソースの存在チェックが前提。

  (a) AのDCがBをフェンシングする。
       A     B
    +-----+ +-+
    |     | | |
    ACT SBY SBY

  (b) BのDCがstonith-timeout後にAをフェンシングする。
     A     B
    +-+ +-----+
    | | |     |
    ACT SBY SBY

  (c) no-quorum-policyに従う。
     A   B   C
    +-+ +-+ +-+
    | | | | | |
    ACT SBY SBY

  (b) のパターンで待ち時間が発生する(フェイルオーバが遅れる)ものの、いずれの
  パターンにおいても二重起動にはならない。

以上ですが、宜しくお願いします。

On Sat, 18 Jun 2011 07:24:36 +0900 (JST)
renay****@ybb***** wrote:

> 宮原さん
> 
> おはようございます。メイトリックスの山内です。
> 
> 私のわかる範囲でコメントしておきます。
> > (1) apache+stonith.crmでは、standby_check_commandで指定したコマンドの結果、
> > ? ? リソース(vip)が存在している側が直ちにフェンシングし、リソースが存在しない
> > ? ? 側がstonith-timeoutで指定した80秒の待ちになることでノード間での相殺を
> > ? ? 回避しているという理解で良いでしょうか。
> > 
> > ? ? standby_check_commandで指定したコマンドの復帰値が0だと次の実プラグインの
> > ? ? 実行に遷移できる仕様でしょうか。
> 
> はい。
> 復帰値までは覚えていませんが、動作的にはそうなります。
> 
> > (2) stonith-helperの動作条件はありますでしょうか。
> > ? ? stonith-wrapperには、下記の動作条件がありました。
> > ? ? 特に気になるところは、ノード数です。
> > 
> > ? http://sourceforge.jp/projects/linux-ha/wiki/stonith-wrapper
> > 
> > ? ===
> > ? 動作条件
> > ? ? stonith-wrapper は次の条件を満たすクラスタで使用可能です。 
> > 
> > ? ? ・Heartbeat 2.1.4 によりクラスタ化されていること。 
> > ? ? ・クラスタ構成が 2 ノード ACT/SBY であること。 
> > ? ? ・stonith-wrapper 以外の Heartbeat の外部型 STONITH プラグインにより
> > ? ? ? 各ノードを STONITH 制御可能なこと。 
> > ? ? ・SFEX がインストールされており、使用可能であること。 
> > ? ? ・各ノードに他のノードから ping 疎通可能な IP アドレスが
> > ? ? ? 割り当てられていること。 
> > ? ===
> 
> 基本は同じと考えてよいと思いますが、バージョンなどは特に上記を規程はしていませんが、現状はACT・SBYノードの2ノードまでが(1)の機能を利用する場合の範囲だったと
> 記憶しています。2ノード以上の構成だと使えないはずかと。。。。
> 
> ただし、QUORUMをチェックする機構が入っているので、そちらを利用することで、N数構成でも落とし合いの回避は出来るはずです。
> (ただし、no-quorum-policy="feeze"が必要)
> 
> 
> > 
> > (3) stonith:metaware が unknown error となります。
> > ? ? ログには、"ERROR: invalid RA/device type: 'metaware'"と出力されています。
> > ? ? 設定は
> > ? ? ? primitive stonith-node1-3 stonith:metaware \
> > ? ? ? ? ? ? ? params priority="3" stonith-timeout="600s" hostlist="node1"
> > ? ? です。
> > ? ? エラーの内容から、環境構築の問題ではないかと考え、試しに metaware を
> > ? ? サーバ上で検索しても見つかりませんでした。
> > ? ? metawareを使用する場合に、特別なものをインストールしたり、特別な設定は
> > ? ? 必要でしょうか。
> > 
> これは誤記ですね。
> 正確にはmeatwareです。
> 
> 以上ですが、もしかすると記憶違いがあるかも知れません。
> 
> 山内
> 
> 
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