[Linux-ha-jp] 外部アプリの監視設定について

Back to archive index

matsuo matsu****@gmail*****
2010年 9月 21日 (火) 14:59:09 JST


Hashimotoさま
松尾です。

Apache, PostgreSQL でしたら、動画ですが下記の構築デモが参考になるかと思います。
DRBD の部分を削れば、ほぼ流用できるかと思います。
   http://linux-ha.sourceforge.jp/wp/archives/441
  ※Part2 の4分ぐらいのcrmファイルを作成している箇所

例えば、PostgreSQL部分だと、以下のような記述になります。
------------------
primitive postgresql ocf:heartbeat:pgsql \
         params pgctl="/usr/bin/pg_ctl"  \
                      start_opt="-p 5432 -h 127.0.0.1" \
                      psql="/usr/bin/psql" \
                      pgdata="/home/db/data" \
                      pgdba="postgres" \
                      pgport="5432" \
                      pgdb="template1" \
        op start interval="0s" timeout="300s" on-fail="restart" \
        op monitor interval="10s" timeout="60s" on-fail="restart" \
        op stop interval="0s" timeout="300s" on-fail="block"
------------------
上記params で、pgctl や start_opt ・・ pgdb までRA(リソースエージェント)のパラメタを設定していますが、
どのようなパラメタを使えばよいかは、RAに依存します。

どのようなRAが存在し、どのようなパラメタがあるかは、/usr/lib/ocf/resource.d/ 配下の各RAを覗いて
みてください。単なるシェルで、パラメタの説明はファイルのヘッダにあるコメントやXML内の文書に書かれています。

例えば、/usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/pgsql には、以下のように記述されています。
※実際に設定するパラメタは、OCF_RESKEY_ を削除した名前になります。
---------------------
# OCF parameters:
#  OCF_RESKEY_pgctl  - Path to pg_ctl. Default /usr/bin/pg_ctl
#  OCF_RESKEY_start_opt - Startup options, options passed to postgress with -o
#  OCF_RESKEY_ctl_opt - Additional options for pg_ctl (-w, -W etc...)
#  OCF_RESKEY_psql   - Path to psql. Default is /usr/bin/psql
#  OCF_RESKEY_pgdata - PGDATA directory. Default is /var/lib/pgsql/data
#  OCF_RESKEY_pgdba  - userID that manages DB. Default is postgres
#  OCF_RESKEY_pghost - Host/IP Address where PostgreSQL is listening
#  OCF_RESKEY_pgport - Port where PostgreSQL is listening
#  OCF_RESKEY_pgdb   - database to monitor. Default is template1
#  OCF_RESKEY_logfile - Path to PostgreSQL log file. Default is /dev/null
#  OCF_RESKEY_stop_escalate - Stop waiting time. Default is 30
--------------------


その他の外部アプリの制御についてですが、
上記ディレクトリにすでに用意されているRAがあれば、
それを使用すれば比較的簡単に制御可能です。

ちなみに、私の手元の環境では、Tomcat, postfix のRAが存在しています。
j2sdk, Tpop3d については存在しないので、anythingという汎用のRAを使うか、
既存RAを参考に自分で作成する必要がありそうです。

2010年9月21日14:07 M Hasimoto <dogni****@hotma*****>:
> hashiです。
> 前回の質問のあと、CentOS5.5でPaceMakerの動作確認や、CentOS4.6でHeartBeatの
> 動作確認など、楽しませてもらっています。
> ですが、PaceMakerやHeartBeatの動作設定を解説するサイトは多数確認できましたが、
> どちらも外部アプリ(Apacheやtomcat等)の制御に関する解説をしているサイトが
> ほとんど存在せず、困っています。
> (HeartBeatに関しては、書籍「Linuxで作るアドバンストシステム構築ガイド」をamazon
> で購入し、現在到着待ちです。そこに詳しい解説があると良いのですが…)
> どこか、外部アプリの制御について解説しているサイトは、ありませんでしょうか?
> できれば、下記の死活監視サンプルが手に入れば嬉しいのですが。
> PostgreSQL
> Tomcat
> Apache
> j2sdk
> postfix
> Tpop3d
> よろしくお願いします
> 以上です。
> _______________________________________________
> Linux-ha-japan mailing list
> Linux****@lists*****
> http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/linux-ha-japan
>
>



Linux-ha-japan メーリングリストの案内
Back to archive index