keitairc 1.xはファイル1個のperl scriptだったのですが、いろいろ限界なので全面的に作りかえました。
認証方式、位置情報、iPhone/iPod touch対応、外部リンクのトランスコーダ利用、ircサーバ再接続などが新機能です。
keitairc 1.xからの変更点
- keitairc 1.xはPerlスクリプトひとつでしたが、複数ファイルから成る構成に変更しました。
- 認証にhttp basic authを使うのはやめ、認証マッチング後にセッションIDに基づいたセッションを引き回す方式にしました。セッションの生存期間は30分です。
- web_usernameオプションは廃止されました。
- web_passwordオプションは必須になりました。
- 認証にSoftBank端末シリアル対応も使えるようにしました。
- 認証にFOMAカードのICC番号も使えるようにしました。
- use_cookieオプションは廃止されました。Cookieが使えそうなクライアントであれば使います。
- au_pcsvオプションは廃止されました。au端末であればPCサイトビューアのリンクも無条件に表示します。
- 各種機能をプラグインとして実装し、メンテナンスと拡張性を改善しました。
プラグイン検索パスは複数設定可能です。
- 表示内容はテンプレートを用いるようにしました。
テンプレート検索パスは複数設定可能です。
- 表示内容を日本語化しました。
- 地名らしき文字列を発見すると携帯版Google Mapにリンクするようにしました。
- 地名らしき文字列は自分にメールできるようにしました。
- チャネル一覧に各チャネルの最終発言時間を追加しました。
- xchatの色指定シーケンスに対応しました。
- nick一覧機能を追加しました。
- トップページにロボット除けを追加しました。
(外部から認証なしに内部URLにアクセスされた場合はトップページにリダイレクトされます)
- URLリンクにlivedoorモバウザーβも使えるようにしました。
- URLリンクを自分にメールできるようにしました。
- URLリンクから直接外部に飛ぶときは、それまでのセッションIDを破棄して新しいものに乗り換え、http referrerからセッションIDが漏洩しても問題ないオプションも追加しました。
- NTT DoCoMo FOMA端末では電話番号リンクでTV電話もできるようにしました。
- 電話番号リンクを自分にメールできるようにしました。
- メールアドレスリンクを自分にメールできるようにしました。
- 現在位置を測定し、現在の住所を発言できるようにしました。
- 現在時刻(その表示内容が生成された時刻)を表示するようにしました。
- Unicode::Japanese をやめ Encode にしました。
- show_newmsgonlyオプションは廃止しました。
- /etc/keitairc, ~/.keitaircが見つからない場合のエラーメッセージを廃止しました。
- /robots.txtをリクエストされたらクロール拒否のrobots.txtを返すようにしました。
- ircサーバへの再接続が向上しました
- ircサーバのキャラクタセットを設定可能にしました
- web表示のキャラクタセットを設定可能にしました
- ソースコードをutf-8にしました
- ごく短時間に同一内容の連続POSTがきた場合は無視するようにしました
- 静的ファイルの置き場 (lib/public) を設けました
- iPhone/iPod touch対応を開始しました
- iuiを同梱しました
- Makefile.PL方式に移行、test suiteを同梱しました
- iPhone/iPod touch用にログアウト機能(セッション廃棄)を追加しました
- アクセススキーマをhttp, httpsから選べるようになりました