KURODA Hiraku
hirak****@hinet*****
2005年 10月 1日 (土) 13:47:42 JST
こんにちは、黒田です。 Kazuhiko wrote: > 試みとして面白いと思うので、なんらかの形でマージできればと思うのですが、 > どうするのがいいでしょうか。 > > いきなり XHTML 専用になると「ぎゃっ」という人が多いでしょうから、misc/ 以 > 下にごっそりインポートくらい? > > 黒田さんの CVS のコミット権は希望されるなら出しますので、今後の見通しなど > についてぜひお聞かせください。 > > # いいかげん、次世代 Hiki について仕様をつめていきたいので、そっちにまわ > # すというのもいいけど。 いつか本体に添付されるようなものを作りたいと目論んでいたので、この申し出 に浮かれてます。 さて、XHTML化キットのマージについてですが、XHTML化の部分に関してはプラグ インの形で実装しているので、misc/plguinに入れてもらい、ユーザが必要に応 じて有効にするというのが一番簡単だと思います。 ただ、XHTML化プラグインとMathMLプラグインでいくつかヤクザな事をしていま して、 *XHTML化プラグインで、Kernel::printをオーバーライドしている(中で HTML→XHTMLの置換をしてます) *グローバル変数 $XHTML を定義して使っている *MaathMLプラグインで、変換用ライブラリ mathml.rb をrequireするために、グ ローバル変数 $: に@sp_path[i]+'/lib'を追加している という事をしています。ですんで、misc/xhtmlkit のようなディレクトリを作っ てもらってそこに放り込み、使うときにユーザがそれぞれ適当なディレクトリに インストールするという形の方が良いかも知れません。 MathMLプラグインの$:への追加処理については、mathml.rb自体をhiki/に置かせ てもらうという手もあります。 printのオーバーライドと$XHTMLに関しては、究極的にはHiki本体に手を加えて XHTML化の処理を内包させ、設定画面でその処理の有効・無効を選択できるよう にしたら面白いかなとも思いますが、いかがでしょうか? リポジトリへの取り込みについては、僕が自サイトで公開したものをどなたかに 入れていただいても構いませんし、僕がCVSのコミット権を頂いて指定された ディレクトリにコミットする形でも構いません。 今後の見通しについてですが、とりあえずXHTML化とMathMLについては機能の追 加はもう無いんじゃないかと思っています。とはいえ、これまでも同様の事をよ そで書いて、その次の日に「この機能もあればいいなぁ」と追加してしまったこ とがありますんで、どうとも言えませんです(汗 また、11月にリリース予定のFirefoxの次のバージョンでSVGが正式にサポートさ れるので、それに合わせて「SVG埋め込みプラグイン」をXHTML化キットに追加し たいと考えています。 現在も、object要素で参照させるものを公開していますが、画像サイズなどをパ ラメータで指定し、それに合わせてSVG本文を書き換えてXHTMLに直接埋め込むよ うに出来れば、例えばGNUPLOT等で出力した固定サイズのSVGをウィンドウ一杯に 表示させることが可能になります。 とりあえず、こんなところでしょうか。 どうぞよろしくお願いします。 -- -------------------------------------------------- 黒田 拓(くろだ ひらく) hirak****@hinet***** http://www.hinet.mydns.jp/~hiraku/ --------------------------------------------------