[groonga-dev,00632] [ANN] rroonga 1.3.0

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Kouhei Sutou kou****@clear*****
2011年 11月 29日 (火) 09:53:05 JST


須藤です。

今日は年に一度の肉の日ですよ!

今日リリースされたgroonga 1.2.8に対応した、groongaのRubyバイ
ンディングrroonga 1.3.0をリリースしました。

Web: http://groonga.rubyforge.org/index.html.ja#about-rroonga
インストール:
  % sudo gem install rroonga

○ rroongaとは

rroongaはRubyらしい書き方でgroongaを触ることができることを重
視しています。(もちろん、せっかくのgroongaの速度を落とさな
いことも大事にしています。)

はじめての方は、まずは、irbを使ったチュートリアルを試してみ
てください。
  http://groonga.rubyforge.org/rroonga/ja/file.tutorial.html

○ 今回のリリースについて

今回のリリースではgroonga 1.2.8に対応しています。(groonga
1.2.8を使う場合はrroonga 1.3.0が必要です。古いrroongaでは
groonga 1.2.8を使うことができません。)

groonga 1.2.8でサポートされたテーブル・カラムのリネームに対応
したので、以下のように使うことができます。

  Groonga::Schema.define do |schema|
    schema.rename_table("Posts", "Entries")
  end

ActiveGroongaでもrroongaのこのスキーマ変更機能をそのまま使っ
ているので、ActiveGroongaをよりActiveRecordに近い感じで使う
ことができるようになりました。

また、今回のリリースでもメモリ管理まわりを改良しました。GCで
落ちることが少なくなっているはずです。

また、また、データベースの配置場所を移動してもそのまま使える
ようになりました。(新しくデータベースを作りなおした場合。)

○ 変更点

1.2.9からの変更点は以下の通りです。
  http://groonga.rubyforge.org/rroonga/ja/file.news.html#1-3-0

1.3.0: 2011-11-29
-----------------

改良
^^^^

  * [schema] db.tables/ディレクトリが空の場合は削除時に一緒に
    削除するようにした。
  * [schema] db.tables/table.columns/ディレクトリが空の場合は
    削除時に一緒に削除するようにした。
  * クエリログパーサを追加。
  * groonga-query-log-extractコマンドを追加。
  * grntestのログを解析するスクリプトを追加。
  * JSONgemへの依存関係を追加。
  * groonga 1.2.8対応。
  * groonga 1.2.7以前のサポートを削除。
  * Groonga::Table#defragを追加。
  * Groonga::Table#renameを追加。
  * Groonga::Column#renameを追加。
  * Groonga::DoubleArrayTrieを追加。
  * [schema] テーブルのリネームに対応。
  * [schema] カラムのリネームに対応。
  * [schema] ダブル配列トライに対応。

変更
^^^^

  * [schema] DBを移動してもそのまま使えるようにするために、デ
    フォルトではパスに意味のある名前をつけないようにした。

修正
^^^^

  * GC時にクラッシュする問題を修正。

-- 
須藤 功平 <kou****@clear*****>
株式会社クリアコード <http://www.clear-code.com/> (03-6231-7270)

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