[Galatea-users] Fwd: GalateaToolkitの発話と動作について

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Kouichi Katsurada katsu****@cs*****
2010年 6月 27日 (日) 16:02:34 JST


ASTEM 山田様

豊橋技科大の桂田です.

> これは,発話コマンドを送った後,終了を待
> たずに次のコマンドを送るということですね。
> その場合,次の動作のタイミングは動作環境
> に依存して一律に決まることになるのでしょ
> うか。
> たとえば,発話開始後,何msecの時点でうな
> ずきを開始させたいといったような細かな制
> 御はできないのではないかと思います。

確かにその通りです.細かい調整はできません.
上手いタイミングで発話を切って,頷きを挿入するしかありません.

> set Speakでは発話開始をmsec単位で遅らせて
> 出力することができますが,もしもFSMでも同
> 様のことができるなら,
> 1. x msec遅らせてうなずかせるコマンドを送信
> 2. 発話コマンドを送信
> という順にコマンドを送れば,発話末や発話
> 中といった制御もできるかなと考えたのです
> が,可能なものでしょうか。

FSMのドキュメントを見たところでは,リップシンクの
時間制御は有りましたが,頷きの時間制御は無いようです.

たとえ有ったとしても,Interaction BuilderとXISLで対応してませんので
現バージョンのgalatea4winでは制御できません.

もしFSMでは制御可能で,XISLで対応させれば良い,という話でしたら
リクエストがあれば機能追加します.
(Interaction Builderの対応はGUIの整備が大変ですので,すぐにはできません.)

(2010/06/27 15:00), Atsushi YAMADA wrote:
> 山田です。
> 
>> エージェント音声出力の「部品のプロパティ⇒各属性の変更」で,
>> 「発話終了まで待つ」というチェックボックスがありますので,
>> それを外してください.
>> すると,発話し終える前に次の動作(頷き)に移ります.
> 
> これは,発話コマンドを送った後,終了を待
> たずに次のコマンドを送るということですね。
> その場合,次の動作のタイミングは動作環境
> に依存して一律に決まることになるのでしょ
> うか。
> たとえば,発話開始後,何msecの時点でうな
> ずきを開始させたいといったような細かな制
> 御はできないのではないかと思います。
> set Speakでは発話開始をmsec単位で遅らせて
> 出力することができますが,もしもFSMでも同
> 様のことができるなら,
> 1. x msec遅らせてうなずかせるコマンドを送信
> 2. 発話コマンドを送信
> という順にコマンドを送れば,発話末や発話
> 中といった制御もできるかなと考えたのです
> が,可能なものでしょうか。
> 
> (2010/06/26 18:06), Kouichi Katsurada wrote:
>> 西本先生,
>> ASTEM 山田様,
>> 皆様
>>
>> 豊橋技科大の桂田です.
>>
>> 返事が遅れて申し訳ありません.
>> ご質問の件ですが,可能です.
>>
>> エージェント音声出力の「部品のプロパティ⇒各属性の変更」で,
>> 「発話終了まで待つ」というチェックボックスがありますので,
>> それを外してください.
>> すると,発話し終える前に次の動作(頷き)に移ります.
>>
>> XISLを直接編集する場合は,エージェント音声出力の
>> endsyncのパラメータをoffに設定してください.
>> サンプルは次の通りです.
>>
>> <output type="agent" event="speech">
>> <![CDATA[
>> <param name="text">承知いたしました.</param>
>> <param name="expression">NEUTRAL</param>
>> <param name="endsync">off</param>
>> ]]>
>> </output>
>>
>> <output type="agent" event="face_mot">
>> <![CDATA[
>> <param name="action">NOD</param>
>> <param name="id">2</param>
>> ]]>
>> </output>
>>
>> (2010/06/26 9:32), Atsushi YAMADA wrote:
>>> 山田です。
>>>
>>> Windows版のIBで使われているXISLの仕様を見
>>> る限り,うなずきと発話は別のoutput要素に
>>> なっていて,outputはシーケンシャルにしか
>>> 書けず,タイミングの制御もできないように
>>> 思います。このため,発話の「後」にうなず
>>> くという動作になってしまうのだと思います。
>>>
>>> 西本先生,
>>> 桂田先生はこのmailing listに参加されてい
>>> ませんか。
>>> FSMにうなずかせるタイミングを制御できれば
>>> 可能なような気もしますが,Linux版では可能
>>> ですか。
>>>
>>> (2010/06/24 8:53), Takuya Nishimoto wrote:
>>>> 西本です。
>>>>
>>>> Galatea4win の Interantion Builder に関する下記の御相談を、
>>>> ご本人のお許しを得てこちらに転送させていただきます。
>>>> もし何か御助言いただけることがあれば御発言ください。
>>>> よろしくお願いします。
>>>>
>>>
>>> _______________________________________________
>>> Galatea-users mailing list
>>> Galat****@lists*****
>>> http://lists.sourceforge.jp/mailman/listinfo/galatea-users
>>>
>>>
>>
> 
> 

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     桂田 浩一  <katsu****@cs*****>
     豊橋技術科学大学 大学院工学研究科
  国際交流センター/情報・知能工学系 講師
 豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1  TEL:0532-44-6884
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