コンポーネント | タスク |
カーネルパッチ | トレースされたイベントをログ |
カーネルモジュール | 一定上限到達時にログイベントやシグナルトレースをトレースデーモン向けに保存 |
トレースデーモン | カーネルモジュールのバッファをリードしてディスクに保存 |
データデコーダ | イベントトレースを人が読めるフォーマットとして表示し、解析を実施する |
mkdir /mnt/relay
mount -t relayfs nodev /mnt/relay/proc/mountsファイル内にこの新しいエントリがあるかどうかで正常にマウント出来たかどうかを確認できる。
tracedaemon -tsT./out.trace ./out.procout.traceファイルには生のイベントが含まれる。またトレースのデコーダにプロセス名とプロセスの階層構造を知らせることを可能にするために、out.procには/procから読み込んだ内容が含まれる。''T''にはトレースデーモンを実行したい期間を秒単位で指定する。このコマンドを指定することで、稼働の高いシステムでは1分当たり30万(30M)回out.traceファイルが使用される。X-Windowシステムが使用されない普通のワークステーションでは、この利用率は1分あたり1万(1M)以下となる。特定のイベントをースしないことで、この利用率を低減することが可能。次セクション以降で述べるトレースデーモンのコマンドラインオプションを確認すること。[[br]]
kill [daemon pid]