低電力無線通信用モジュールCC1101ドライバ作成

現在こちら側が作成したモジュール基板とTI純製の評価板基板SmartRF04EBで10dBm出力時の実際に出力されている電力をスペクトルアナライザのバーストパワー測定で観測してみた。

結果自作モジュール基板側は7.9dBm,SmartRF04EB評価基板は8.9dBmと約1dBm程度の違いがあることがわかった(Random出力モード時)

＊現在/branches/CC1101_source_ATmega88_for_test にこのプロジェクトを配置中


特にプログラムに問題は無いと思われる。出力が出ない原因を現在調査中

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> CC1101データシートの32ページの”10.6 PATABLE Access”この項目に、
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> Note that the content of the PATABLE is lost when entering the SLEEP state, except for the first byte (index 0).
>
>
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> このような内容が記載されている。なので、子機モード時にはSLEEPモードからの復帰時にはPATABLEを再設定する必要がある可能性がある。


なお、この問題では、

u8 pt_data[] = {0xC0,0x00,0x00,0x00,0x00,0x00,0x00,0x00}; //10dB

PATABLE[0]に書かれている0xCOは

”Note that the content of the PATABLE is lost when entering the SLEEP state, except for the first byte (index 0).”

ということで、CC1101がスリープモードに移行して、復帰したとしても0xC0のPATABLE[0]がクリアされることはないので、
スリープモード復帰後のvoid cc1101_8PATABLE_write_reg(void)での再設定の必要はない。

現在テストを行っている評価ボードのCC1101への信号線とアンテナ部分の回路を、TI社製のCC1101とアンテナ回路評価ボードCC1101 EM1.0ボードをを接続して電波送信を行わせると、プログラミングの設定通り10mW近い、9.5mW程度まで出力されることを確認した。

現在、ワイヤレスユニット基板のアンテナ部分の設計の見直しを行っている。

TIは昨年の2012年の3月にCC1101等を使用した場合のアンテナ回路部分に関する資料を提供している。http://www.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja443/jaja443.pdf