不要なところは改行で削除できたり、独特の書き味を持つ上書き入力モードなど。
主要利用者は高齢者に限りません。あるいは高齢者ではないかもしれません。
OASYS の挿入モードは文字を入力するたびに逐次挿入するのではありません。挿入キーを押すと、文字列の間に空白を挿入してから、空白へ文字列の上書き入力を行い実行キーを押すことで文字列が挿入されます(取消キーを押すと挿入モードを取り消します)。さらに挿入モード時は、カーソルを自由に移動て挿入キーが押された位置以外の編集を行うことができ、挿入モードの入れ子 (OASYS Pocket 3 では最大8階層) も許されています。
さて、これを実装しようとすると管理方法に困ると思います。スタック型 (LIFO) のデータ構造のように見えますが、単に文字列の始点・終点を管理しているようにも見えます。さて、どうしたものか……。
本記事では挿入モードについての実装方法を試行錯誤しながら検証していきます。
このような実装になっている理由として考えられるのは、当時のワープロ専用で使用されていたハードウェアの処理能力が貧弱であったからです。
上書き入力モード時、挿入キーを押した後の動作が思いつかない。前に書いたのは間違いだな。 なんで難しいのかというと、いまの基準で考えると「変」なんですよね。
というような「かなりややこしい」感じです。 おそらく、スタックやリストでは無理で、ツリー構造ではないかなと思うんですが。 再検証は開発再開後ですね。
しばらく開発環境整備について記録を残していく方針です。といっても、一行メモです。
なるべく OASYS Pocket 3 キーアサインを継承したいとは考えていますが、ファンクションキーの再現には無理がある(キーアサインを切り替えたりプログラミングできるゲーミングキーボードなら可能かもしれませんが、そういう特別なハードを要求すると実務家かセミプロしか使わなくなる懸念がある)ので当面は AD401 / 405 を採用します。
ただ、どうしてもというのであれば、妥協案となりますが「機能」 を押したあとにファンクションキーまたは機能のコード番号を入力(コマンド入力型ランチャー)、実行キーを押すことで擬似的なファンクションキーを実装することも検討しています。 この方法ならば手を怪我していても打てますし、 OASYS 以外から移行した方でもすぐ使えるかもしれません。さらに音声認識操作も可能かもしれませんね。
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LastUpdate: 2022-01-30 19:40:58, ModifiedBy: megumi_engines
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