オリジナルは x86 互換CPU + カスタムチップです。オリジナルで採用されているCPUの開発元は既に解散しており、資料も入手困難。さらに現在の権利元も不明であるためFPGAなどを使って互換品を作ることができません。よって、当プロジェクトでは Raspberry Pi シリーズを採用予定です。
全部、日本製でなければ嫌だと言われましても、現在は無理であることご理解くださるようお願い申し上げます (今までの技術軽視や安さばかり追い求めたツケです)。
もちろん、日本と敵対関係にある国で作られた部品は使用しない方針で制作します(ソフトウェアも対象です)。
推測ですが、オリジナルは C, x86 Assembly, F-BASIC であるものと思われます。当プロジェクトでは、処理系として node.js (JavaScript / HTML5) と Electron, Nim, C を採用予定です。
なお love2d (Lua) を用いた試作は 2020年度内までとします(試作対象は、初期メニュー、カレンダ、スケジュール、電卓、補助メニューです)。
理由として、node.js の豊富な資産を活用できる以外にもワープロ専用機だけに限らない拡張性を得られるようにするためです。ただし、FirefoxOSやWebOS のようにオペレーティングシステム環境とすることはありません。
VHSカセットテープ、大学ノートの両サイズに対応できるギミックを検討しています。SHARP MURAMASA シリーズのようなデスクトップ機やストレージとして使えるギミックも欲しいところです。もちろん、製品版では薄くて軽くなります。ハイエンドモデル版として難燃性マグネシウム合金を採用したモデルも考えています。
なお、初期段階では(メインボードと液晶を除く) OASYS 30-AD401/AD405 の部品を流用して擬似的なレトロフィットキットとして設計予定です(親指・JISキーボード両対応)。
ベゼルレス液晶を採用することで、実機より寸法を縮小します。ヒンジレスにするかどうかは未定です。 CASIO Darwin GX-1000まで採用されていたスピントップ機構への対応予定はありません。
実機との互換性はありません(未定とします)。実機でも故障しやすいフロッピィディスクドライブは使用できません。また、S-RAMカードドライブやフォントカードも使用できません。 脱落・紛失防止用の専用マウンタにmicroSDHC/XCカードを2枚まで装着して使用できるようにします
従来のワープロ専用機では、利用者による汚損(説明書では、飲食による汚損、インデックスシール貼り付け、書き込みよる破損)、または紛失してしまうことが多いため、付属品は極力減らします。
これらについては決定とします。ご不満でしたら、当方のTwitterアカウントにてご相談ください。
仕様変更に伴い、下記は廃止予定となります。 フロッピィ機能で動作するゲームやアプリケーションは入手困難品(カタログに掲載されていないサードパーティ製の囲碁ゲームもあったようです)ですからエミュレータを作ってまで対応することは不可能です。
下記は OASYS 30 AD/LX シリーズ互換モードでの実装となります。
なお、実機アセットのダンプ〜試作までは行いますが、一般公開版では OASYS互換モード版は廃止予定となります。廃止となったときは、ほかのPIMを採用します(OASYS Pocket 3 互換PIMにするかは未定です)。その時点で移行ガイド・データ変換サービスを用意するかは未定です。
常にシンプルであることが正しいとは限らない。
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LastUpdate: 2020-08-30 20:04:14, ModifiedBy: megumi_engines
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