ディスクブロックのバッファへの読み込み

バッファへの読み込みはbread関数によって行われる。(伝統的UNIXと同じ)大雑把なアルゴリズムは以下のとおり

    bread(dev, blkno, size)
         getblk関数でバッファを確保
         if(既にバッファの内容が有効である)
              return バッファ
         ドライバに対してI/O要求を発行(ll_rw_block関数)
         バッファのI/O完了の待ち合わせ(wait_on_buffer関数)
         return バッファ

breadと似た関数で一度に複数のバッファに対する先読み要求をだすbreada関数も存在する。全てのバッファに対するI/O要求を発行した後、先頭のバッファに対するI/Oの完了だけを待ち合わせる。一般的なファイルのシーケンシャルアクセスの高速化に効果がある。


(NIS)HirokazuTakahashi
2000年12月09日 (土) 23時55分06秒 JST
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